スマートプロダクション

白黒映像の自動カラー化技術

貴重な白黒フィルムがカラーでよみがえる

写真:全景

展示概要

人工知能を活用して、白黒映像を自動的にカラー映像に変換する技術を研究しています。この技術によって、貴重な白黒フィルム映像をカラー映像で見せるといった映像表現が可能となります。

図:自動カラー化システムの概要

特長

過去の番組映像から色推定のためのニューラルネットワークを学習

NHKアーカイブスなどから収集した大量の番組映像を教師データとして、ニューラルネットワークを学習しました。色推定、色修正、色伝播の3つのニューラルネットワークを使って白黒映像をカラー映像に自動変換します。

ユーザーが色を補正できる仕組みを開発

番組制作においては、史実に基づいた色の修正が必須です。本技術では、ユーザーが指示した色を考慮してカラー化できる仕組みも開発しました。対象領域の数点の色を指定するだけで簡単に動画像中の色を修正することが可能です。

カラー化にかかる作業時間を大幅に削減

これまで白黒映像をカラー化するためには、専門家が1フレームずつ人手で着色するしか方法がなく、数秒の映像をカラー化するだけでも数日を要していました。本技術を利用することで、5秒の白黒映像のカラー化にかかる作業時間を30秒から5分程度にまで短縮できます。

展示写真

写真:展示
白黒映像の自動カラー化システム
写真:展示
システムでカラー化した映像

関連リンク