リアリティーイメージング

地上放送高度化技術

地上波によるスーパーハイビジョン放送の実現に向けて

写真:全景

展示概要

地上放送の高度化に向けて、映像・音声符号化や伝送路符号化技術の研究開発を受信機メーカーや大学と連携して進めています。現在の開発状況と今年度に予定している大規模実験の計画を紹介します。

図:地上放送高度化方式の都市部における大規模実験

特長

伝送路符号化暫定方式に対応した送受信装置

新しい誤り訂正符号の採用や信号構造の見直しなどにより、地上デジタル放送よりも大幅に性能が向上した暫定的な伝送方式を策定し、改良を続けています。今秋から東京・名古屋で大規模な実験を予定しており、これに向けて装置や設備の準備を進めています。

映像符号化前処理装置

符号化効率を向上するために、映像符号化の前段で雑音除去などを行う装置を開発しました。符号化による画質劣化につながる不要な成分をリアルタイムに取り除くことで、特に高い圧縮率における画質を改善しました。

MPEG-H 3D Audioを用いたリアルタイム符号化・復号装置

22.2ch音声信号対応の、MPEG-H 3D Audioを用いたリアルタイム符号化・復号装置を、世界で初めて開発しました。512~1400kbit/sまでのビットレートに対応できるとともに、1/50の圧縮率で放送品質を満たすことができます。

展示写真

写真:展示
再多重化装置
写真:展示
変調装置
写真:展示
送信設備
写真:展示
受信機
写真:展示
映像符号化前処理装置
写真:展示
MPEG-H 3D Audio 復号装置

展示動画

脚注

  • この研究の一部は、総務省の委託研究「地上テレビジョン放送の高度化技術に関する研究開発」を受託して進めています。
  • この研究の一部は、Fraunhofer IISと協力して進めています。
  1. MPEG-H 3D Audio : チャンネルベース方式やオブジェクトベース方式などに対応する3次元音響システム用の音声符号化方式(ISO/IEC 23008-3)。

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