TOP PAGE>P22 時代はデジタルへ 大きな飛躍の機会

時代はデジタルへ
大きな飛躍の機会

1982(昭和57) ISDBの概念が提唱される
2000(平成12) BSデジタル放送開始
2003 地上デジタルテレビ放送開始
2006 「ワンセグ」開始
2007 ブラジルで日本方式(ISDB-T)の地上デジタル放送開始
2011 BS、地上アナログテレビ放送終了

2000年12月1日、BSデジタル放送が、03年12月1日地上デジタル放送がスタートし、放送のデジタル化の扉が開かれた。これは「テレビ」にかかわるすべての機器をデジタル化するデジタル革命の始まりでもあった。また、日本の地上デジタル方式(ISDB-T)は、日本から世界へと飛躍しはじめた。

2000- デジタルが開く高画質・高性能の世界

統合デジタル放送の提唱

1980年代、世界は放送のデジタル化に向けて各所で研究開発が進められた。1982年、技研はすべてが「1」と「0」の数字で表現されるデジタル情報をそのまま家庭に放送することにより、より便利に、より使いやすい、より高機能なデジタル放送を目指し、デジタル放送の概念として「ISDB(Integrated Services Digital Broadcasting:統合デジタル放送)」を提唱した。


BSデジタル放送

2000年12月1日、NHK、民放各社、および有料放送事業者により、BSデジタル放送が開始された。

BSデジタル放送は、単にアナログをデジタルに置き換えただけの放送ではない。高画質のハイビジョンや複数の標準テレビを柔軟に編成でき、臨場感のある5.1サラウンド放送やデータ放送によりEPG(電子番組ガイド)を含めきめ細かな情報を提供することができる。さらに、有料放送やコンテンツ保護を実現するCAS(限定受信)機能、電波を利用して受信機ソフトウェアを更新するダウンロード機能、通信との連携を図る双方向機能などを持ち、あらゆる情報をデジタル化して多重可能な放送を実現した。


地上デジタル放送+「ワンセグ」

BSデジタル放送から3年後、2003年12月1日に地上デジタル放送がスタートした。

BSデジタル放送で実現した機能に加え、インターネット接続機能が搭載された。2006年4月には、車や携帯端末など、家庭以外での受信も可能とする「ワンセグ」が開始され、その後携帯端末に搭載されると、爆発的に普及した。欧米諸国も携帯受信の重要性を認識し、日本の動きに追従しようとしている。

携帯受信も同時に実現できる日本方式(ISDB-T)は、国際的にも注目され、2007年12月のブラジルをはじめ中南米諸国で採用されている。

デジタル放送は、周波数の有効利用にも大きなメリットがあり、アナログ終了後に空いた帯域を携帯電話等の通信や新たな移動体向けの放送に利用することが計画されている。


通信と放送のシームレスな連携

BS、地上デジタル放送の開始とともに従来のテレビに加え、データ放送等の機能により、テレビは家庭内の総合情報端末としての役割を担ってきた。

またワンセグの開始以来、携帯電話やパソコンでもテレビチューナーが搭載されるなど、テレビだけでなくあらゆる端末でテレビが視聴できる環境が整ってきた。デジタル放送は、放送と通信のメリットを活かし、より便利でシームレスなコンテンツの提供の技術基盤を用意した。

テレビは進化するTOP PAGE