NHK放送技術研究所(NHK技研)とは

写真:NHK放送技術研究所

NHK放送技術研究所(技研)は、日本唯一の放送技術分野を専門とする研究機関です。公共放送NHKの一員として、豊かな放送文化を築くために、研究開発の立場から貢献するという役割を担っています。この役割を果たすために、放送技術分野の基礎から応用まで幅広い研究に取り組んでいます。これまで、衛星放送やハイビジョン、8Kなど新しい放送メディアの創造をリードし、番組制作技術の高度化にも貢献してきました。今日も、未来を見据え、さらなるチャレンジを続けています。

NHK技研の歩み

1925年 ラジオ放送開始
1926年 日本放送協会 設立
1930年 日本放送協会技術研究所 開所
1950年 カラー放送の研究開始
1953年 テレビ放送開始
1960年 カラー放送開始
1964年 ハイビジョン研究開始
1966年 衛星放送の研究開始
1971年 プラズマディスプレーの研究開始
1978年 最初の放送衛星打ち上げ
1982年 デジタル放送の研究開始
1989年 アナログBS放送開始
1991年 アナログハイビジョンBS試験放送開始
1995年 超高精細映像の研究開始
1998年 42型プラズマテレビの開発
2000年 走査線4000本級映像(8K)の研究開始
BSデジタル放送開始
2003年 地上デジタル放送開始
2013年 NHKハイブリッドキャストサービス開始
2016年 8Kスーパーハイビジョン 試験放送開始
2018年 8Kスーパーハイビジョン 本放送開始

技研公開

毎年5月、受信料で進められている技研の研究開発成果を、わかりやすくご紹介する「技研公開」を実施しています。メーカーや研究機関の研究者など専門家から家族連れまで、多くの方にご覧いただいています。