読み込み中です...

2020年6月11日(木)

水球 志水祐介選手『教えて!アスリート』

皆さんからの質問にアスリートが答える「教えて!アスリート」。おはよう日本のホームページや公式ツイッターで質問を募集しています。
 
今回は水球編。2008年から日本代表入りしているベテラン、志水祐介選手が答えてくれました。

陸上でできる水球のトレーニングとは

高校入学を期に体験入部で水球の魅力を知り、本格的に競技を始めた高校1年生の吉田龍ノ介さんからの質問です。

吉田龍ノ介さん

コロナの影響でプールが使えず部活動もないので陸上でできる水球のトレーニングを教えてほしいです

志水祐介選手

水球というのは水中での競技なので、なかなか陸上のトレーニングというのは少ないんですけど、そういった中でもボールを投げるトレーニングは今この状況でできるトレーニングだと思います。

志水選手のポジションは相手のゴール前でパスを受け取りシュートする「フローター」。サッカーでいえばフォワードのように最前線で攻撃を担うポジションで、持ち味は左腕から繰り出されるパワフルなシュートです。

投げ方のコツは野球選手のように全身を使うこと

そんな志水選手に今回投稿してくれた吉田さんのボールを投げる練習を見てもらいました。志水選手が気になったのは…。

志水祐介選手

水球選手でよくある投てき動作の間違いはどうしても手だけで投げてしまう選手が多い。ボールが大きいのと水中で行うので独特なくせがおきてしまう。

手だけで投げるフォームを修正するために教えてくれたのがタオルを使った練習です。

まずは利き腕にタオルを持って片足を前に出します。①投げないほうの肩を正面に向け、②腰を回転させることを意識し、③次に胸をしっかり開き、④最後にひじを回し腕をちゃんと振り切る動作を体に覚えこませます

志水祐介選手

野球選手のように体の全身の回転を使った投てき動作が一番重要だと思います。そういったところをしっかり改善していけばボールを投げることに対してのパワーもスピードも確実に強化につながると思います。

夢を持つ大切さを伝えたい

志水選手は子どものころから日本代表としてオリンピックの舞台でプレーすることを夢見てきました。

ところがロンドンオリンピックの予選で敗退。当時、中学校の教員として働いていた志水選手は、オリンピックへの思いを失いかけていました。再び夢を追い始めたきっかけは、同僚の先生たちから「夢を持つ大切さを子供たちに伝えてほしい」と言われたことでした。

再びオリンピック出場を目指しはじめた志水選手。

リオデジャネイロオリンピック予選ではキャプテンとしてチームを引っ張り、日本を32年ぶりのオリンピック出場に導きました。そしてオリンピックでプレーするというみずからの夢もかなえたのです。

志水祐介選手

子供たちや(同僚の)先生のおかげで自分自身がまた新たに夢への一歩を踏み出せたというのはありましたね。自分がこれだと決めた夢に対して、自分自身が決めたことに対しては曲げちゃいけないと思いますし、なかなか簡単にかなえられないからこそ夢というものを定められると思うので、それに対してしっかり努力し続けて頑張ってもらいたい

来年の東京オリンピックを集大成と位置付け、まずは1勝、さらにメダルを狙いたいとも力強く語ってくれた志水選手。穏やかな表情ながら並々ならぬ意気込みを感じました。

次回はどんなアスリートが答えてくれるのか、お楽しみに!

                   
※NHKサイトを離れます

関連記事

    人気の記事ランキング

      記事ランキングをもっと見る

      最新の記事