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2020年2月4日(火)

サーフィン・五十嵐カノア 金メダルのための「準備」とは

東京オリンピックの新競技、サーフィンのメダル有力候補と言われる五十嵐カノア選手。

海外を拠点に世界最高峰のツアーで活躍。年間ランキング6位に入ったトップサーファーが、最も大事にしていることとは。

世界の海で輝くトップサーファー

五十嵐カノア選手

「サーフィンは自然相手というところが、英語で言えば“unique”ですよね」。

「カノア」とは、ハワイの言葉で「自由」。
インタビューの合間にも英語を交える国際派。
5か国語(日本語・英語・ポルトガル語・スペイン語・フランス語)を自在に操る22歳。
日本人の両親のもとアメリカで生まれ、3歳でサーフボードに乗った。
13歳でプロに転向し、18歳からは世界最高峰のチャンピオンシップツアー(CT)に挑戦。
CT参戦32選手の中で、唯一のアジア選手。
いい波を求め、1年中世界各地を飛び回るトップサーファー。それが五十嵐カノアだ。

最大の持ち味はスピード。それを生かした鋭いターン。そして、空中で決める大技、エアリアル。

力強く華麗なサーフィンは世界で評価されている。

去年5月には、インドネシアのバリ島で行われた大会でCT初優勝。年間ランキング6位に入り、東京オリンピック代表入りを確実にした。オリンピックで目指すのは、もちろん金メダルだ。

去年チャンピオンシップツアーで初優勝

「これからが勝負。目標も具体的に見えてきています。金メダルをとれるように準備していきたいです。楽しみです」

世界で通用する人間に

五十嵐が若くして世界のトップサーファーへと駆け上がっていく上で、家族の存在は欠かせない。母親の美佐子さんは、息子を育てる上でひとつの教育方針を持っていた。

「とにかく“世界力”です。世界で通用するような人間に育てたいと思っていたので、今それが少しずつ形になってきている感じです。」

時には遠征先に家族が訪ねてくることも

去年12月、五十嵐がツアー最終戦のために滞在していたハワイには、母の美佐子さん、弟のキアヌさんも訪れていた。遠征先でも時には家族で共に時間を過ごしながら、世界の海で戦いを続けている。

自分ができることは準備

開幕まで半年を切ったオリンピック。五十嵐には、メダル獲得のために最も重視していることがある。

「Preparation=準備」

サーフィンは様々なものとの戦いだ。順位を争う他選手、自分へのプレッシャー、そして海との戦いでもある。

「自分がコントロールできることは、準備しかない。サーフィンは自然相手。海に入っても、いい波が来ることもあれば来ないこともありますから。」

世界を転戦する上で欠かせない準備のひとつが、サーフボード。

大会によっては20本以上を現地まで運び、波の状態にあったボードを選ぶという。オリンピックに向けては、試合会場である千葉・一宮町の波に合わせたボードの設計まで、自ら手がけている。その特徴の一端を明かしてくれた。

「なるべく軽く、ちょっと分厚めで、ちょっと幅が広い感じですかね。(オリンピック会場は)世界の海に比べるとちょっと波が弱め。スピードが出る板、動きやすい板であることがすごく大切だと思いますね。」

東京で世界の頂点へ

オリンピックで初めて実施されるサーフィン。
自らに大きな注目が集まるであろう東京で、世界の頂点をとるために。
五十嵐は “Preparation”、準備を積み重ねていく。

「オリンピックで新しいファンも増えると思うので、そのプレッシャーの中で頑張りたい。金メダルをとれるような“準備”をするので、応援よろしくお願いします!」

                   
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