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2020年1月23日(木)

飯塚翔太「日本人初の"200m決勝の舞台"に」

リオデジャネイロオリンピック男子400メートルリレーで銀メダルを獲得した飯塚翔太選手。ことし開幕する東京オリンピックへの思いを聞きました。

リオを超えるには "もう金しかない"

リオデジャネイロオリンピック 陸上男子400mリレーで銀メダル 飯塚選手(左から2番目)

飯塚翔太選手。28歳。オリンピックでは、2大会連続で200メートルと400メートルリレーに出場しています。前回のリオデジャネイロオリンピックでは400メートルリレーで見事、銀メダルを獲得しました。

飯塚翔太選手

前回のオリンピックでリレーでメダルが取れて、すごく良い思い出をいただいたので。


もう一回東京であれを超えるには、もう金しかない。

あれから4年。リレーの代表争いは激しさを増しているのが現状です。勢いづく日本の陸上男子短距離界。近年、100メートルには9秒台で走る若いライバルが次々と登場。

世界選手権男子400mリレー決勝 アジア新をマークして3位

去年10月、カタールで行われた世界選手権400メートルリレーでは、飯塚選手を除く若手メンバーでアジア新記録をマークして銅メダルを獲得しました。

──若手のライバルが多くなってきている印象ですが、どう受け止めていますか?

飯塚翔太選手

それは本当に面白く楽しく刺激をもらっているので、ふだんの練習もすごい頑張れるし、自分を高められると考えたら絶対に環境が厳しい方が磨けるんですよ。


楽になる環境だと成長してこないので、そういった気持ちで練習するのが大事。

"自分のできることを最大限に"

しれつな代表争いを勝ち抜くために、いま重点的に取り組んでいるのがスタートでの加速です。体が起き上がってしまうとスムーズな加速につながらないため、低い姿勢を保ってスタートダッシュができるよう繰り返し練習をしています。

リオデジャネイロオリンピック男子200m予選

本職の200メートルでは、レース終盤でのスピードを課題にしています。前回のリオ大会では、フィニッシュする直前に抜き去られて予選敗退となりました。最後までスピードを維持するには、フィニッシュするまで同じフォームで走りきることが大切だと言います。

飯塚翔太選手

自分のできることを最大限にやる。そして練習を継続するということが一番。

この日は150メートル走を全力に近い状態で6本も走り込みました。そして疲れが出る終盤でフォームが崩れていないかを撮影した動画で確認していました。

飯塚翔太選手

きついときにしっかり耐えてフォームを意識してゴールまでいくのが今回の目標だったので、最後はちょっと崩れましたけど、よい練習になりました。

地元とのつながりが"原動力"に

厳しい練習を乗り越える原動力となっているのが、地元とのつながりです。去年11月には、母校の小学校を訪れ、子どもたちと交流を深めました。

飯塚翔太選手

子どもたちは本当に純粋で自分も子どもに戻れる。遊んでもらうような気持ちで行く。


スポーツって結果が出なくてもあーやってみんなでやったりとか、目標に向かっていく姿というのは絶対に勉強になる。スポーツっていいよと伝えたい。

自身の経験を伝える一方、子どもたちに激励されて、それがパワーになっているという飯塚選手。東京オリンピックへの思いを色紙に書いてもらいました。

飯塚翔太選手

東京五輪の200mファイナリストとリレー金メダルです。日本人は誰も200mの決勝には行っていないので、自分が行きたい。


前回はリレーで銀メダルを取っているので、やはりもう一個、上を取りたいという目標はあるんですよ。それを成し遂げたい。

山田俊輔

静岡局記者。平成29年入局。スポーツ担当。ラグビーW杯では会場となった県内の盛り上がりや大会後のレガシー取材に取り組んだ。現在、県内で行われる東京五輪の自転車競技について取材中。

                   
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