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2019年9月17日(火)

増田明美が見たMGC「一発勝負の空気を味わえたのは大きい」

東京オリンピックのマラソンの代表選手が男女2人ずつ内定したMGC=マラソングランドチャンピオンシップを振り返ってNHKのナビゲーターを務めた増田明美さんは、オリンピック本番に向けて大きな期待が持てるレースになったと評価しました。

女子「全員が死力を尽くしたレースだった」

前田穂南選手

増田さんは女子のレースについて「全員が死力を尽くしたレースだった。優勝した前田穂南選手はレースの中でここで出るんだという直感力が光っていた」と勝因を分析しました。

そして「前田選手が所属する天満屋の武冨監督は『レースは自分で作る』と徹底して指導してきたが、その教えが生きたレースだった。20キロ手前で出るという度胸には脱帽した」とたたえました。

そのうえで、「前田選手はこの暑さのなかハイペースを刻んでも坂で落ちなかった。暑さと湿気への強さを示したことは来年の東京オリンピックに向けても大いに期待できる要素だ」と話しました。

松田瑞生選手

一方で、レース前に優勝候補のひとりに挙げていた松田瑞生選手が4位に終わったことについては「レース終盤の上り坂が勝負どころと思いすぎて、序盤の速いペースに対応できなかった。後半、冷静に追い上げたのは松田選手の強さだが、受け身のレースになったことが前田選手との違いだった」と分析しました。

中村優勝は「自分のペースで練習してきた結果」

設楽悠太選手

男子のレースについては「中村匠吾選手が優勝するとは思っていなかったが、静かに闘志を燃やして自分のペースで練習してきた結果だと思う。序盤に飛び出した設楽悠太選手はあまりにペースが速すぎた。この暑さで相当、体に応えたのだと思う」と振り返りました。

中村匠吾選手

そのうえで優勝した中村選手については「所属する富士通の福嶋監督が『中村は暑さに抜群に強いのでおもしろい存在だ』と話していた。40キロすぎの上り坂での中村選手の走りを見て、暑い中での練習ですごく自信をつかんでいたのではないかと感じた」と話しました。

そしてMGC全体を振り返って、「緊張感がスタート前から全然違ったし、1発勝負の空気感をオリンピックの前年に味わえたことは大きな効果だった。また、内定した選手にとってはきょう見つかった課題をオリンピック本番まで1年近い時間をかけて克服し、準備ができるので、そういった意味での日本の地の利が生きてくると思う」と総括しました。

                   
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