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2019年8月13日(火)

大越健介 ソフト日本代表藤田倭のボールを受ける!挑戦編あなたのボール受けさせてください!

サンデースポーツ2020の名物(?)不定期企画、「キャッチャー大越の『あなたのボール、受けさせてください!』」。今回は初の「ソフトボール」編!日本代表のエース候補、藤田倭(やまと)選手のボールを受けてその真髄に迫ります!

高校生との練習で、ソフトボールのキャッチャー特訓をしてきた大越キャスター。いざ、藤田投手に挑戦です!

  • キャッチャー大越のソフトボール特訓の模様はこちらの記事から!

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いざ!代表合宿へ!

ソフトボールは、3大会ぶりにオリンピック種目に復活。前回の北京オリンピックでは金メダルを獲得。当時から絶対的エースとして活躍してきた上野由岐子投手とならぶ「2枚看板」として期待されているのが、藤田倭投手です。

7月下旬、高崎市で行われていた日本代表合宿の取材に訪れた大越キャスター。東京オリンピックまであと1年というタイミング、非常に緊張感があふれていました。

あいさつすると、さっそく目についたのが、藤田投手のグラブ。刺繍されていたのは、ひらがなの「や」?これはいったい・・・?

「この「や」という文字は何故グラブに?」

「これは「やまと」の「や」です。」

「なるほど!その『倭(やまと)』っていう名前も珍しいですが、どんな由来があるんでしょう?」

「『魏志倭人伝』の『倭』という漢字一文字なんですけど。『日本を背負うような人になってほしい』という思いを込めて、親がつけてくれたみたいです」。

上野投手と並ぶエースへ

藤田投手は全身を使って投げ込むストレート、そして低めにへのコントロールが持ち味。

6月に行われたライバル・アメリカとの対抗戦。この試合で先発を託されて見事完封勝利を収めました。

上野投手がケガで離脱している中で、日本を支えるエースとして、藤田投手は存在感を示しました。

「やっぱり上野さんという存在と共に成長して、日本を引っ張っていく気持ちが強いですか?」

「私が上野さんと違った部分での、藤田倭の存在感、投手としての魅力を出していければ、また日本はもっと強くなっていけると思います。上野さんを超える、超えないじゃなくて、肩を並べて戦っていけるような存在になってきたいと思っています。」

それでは!まずは普通のキャッチボールから。藤田投手のこれまでのスポーツ歴などをうかがっていきます。

ソフトボールの投げ方のヒミツは

「ずっとソフトボールをやってたんですか?少年野球チームに入ってたりとか?」

「私は硬式野球をずっとやってました。」

「もし差し支えなかったら、その下投げでお願いできますか?」

「もちろんもちろん。休み明けなんであんまりかもしれないですけど。」

藤田投手が下投げになったとたん、そのボールの威力はキャッチャー大越のミットがのけぞるほどに。通常の野球でのキャッチボールとは全く違う球筋と力強さには驚くばかり。

「ちょっとやっぱり怖いですね・・・!ちなみに今の力で何割くらいですか?」

「いま2割くらいです(笑)」

「2割?本当に!?」

つづいて、話が及んだのはソフトボールの「投げ方」。下投げでピッチャーはどうやってコントロールしているのか、キャッチャー大越はずっと気になっていました。

「僕ら、野球では上から投げる投げ方を教わってきたので、ソフトボールのピッチャーの独特の投げ方、そのメカニズムがよく分からないんですよ。」

「上投げだとリリースするときに腕が体から離れてるので、リリースポイントでタイミングのずれがでてくると思うんですけど、ソフトボールの場合は太ももに腕をあててリリースしてスピンをかけます。この『ブラッシング(接触)』があるからすごくコントロールがしやすいんです。自分のリリースポイントをしっかり確認しながら、固定して投げられます。」

藤田投手のボールを受ける!

そしていよいよ、プロテクターをつけて、座って受けさせてもらうことになりました。バッテリー間は野球よりも5mぐらい短い距離。およそ50年間野球一筋でやって来たキャッチャー大越、初めての経験です。

「捕れるかなぁ…。」

とつぶやく間もなく、投球開始。

その様子は動画でお送りします!

そして、最後の一球です。

「カモン!!うおー!いいボールだ!ナイスボール!」

短い時間でしたが、ソフトボールにかける藤田投手の情熱を感じたキャッチャー体験となりました。

厳しい表情の理由は、オリンピック!

しかしキャッチャー大越をさらに驚かせたのは、その後ブルペンで藤田投手の本格的な練習が始まった時でした。表情が一変して厳しい表情になったのです。

東京オリンピックのソフトボールは3大会ぶりの復活。さらに、東京のあとパリ大会では、ソフトボールは再びオリンピック種目から外れることになっています。「チームをぜひとも金メダルへ導きたい」藤田投手は金メダルへの思いをより強くしていました。

「1年後の東京オリンピック。これがもしかしたら最初で最後のオリンピックになるかもしれませんよね。その中で東京大会にかける思いを聞かせてください。」

「オリンピック種目でなくなってから、お客さんからも注目される事もなくなって、子どもたちのソフトボール人口も減ってきているのを目の当たりにしました。やっぱり目標になる場所がないといけないんだとすごく思います。また私たちが東京オリンピックでメダルを取れたらきっと、子どもたちの憧れにもなると思いますし、夢や希望をつないでいけると思います。」

「今まで想像した事のないようなプレッシャーのかかる場面もあるかもしれませんよね。それに対する心構えは、この1年どう過ごしていきますか。」

「その場で緊張して100%のプレーができませんでしたっていうことが、自分は一番後悔すると思うので、やっぱりその緊張感を、自分のマックスの力を出せるようにしっかりと準備して、強い気持ちを持ってやっていきたいなと思ってます。」

もちろん、藤田投手はかなり手加減して投げてくれたとはいえ、その力強いボールを受けた手ごたえは、キャッチャー大越にとって忘れられないものになりました。

さらに、実は藤田投手は日本リーグではホームラン王と打点王に輝いた経験もある、投打の「二刀流」。そのプレーだけでなく、自分の思う事、自分のプレーについてしっかりと言葉にできるクレバーさも感じる取材となりました。

大越健介の「あなたのボール受けさせてください!」次回は誰のボールを受けるのか、不定期企画ですが楽しみにお待ちください。

                   
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