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2019年8月1日(木)

スポーツクライミング"世界で一番強い人に"野中生萌

人工の壁を、ホールドと呼ばれる突起物を手がかり、足がかりによじ登る新しいスポーツ「スポーツクライミング」は、東京オリンピックで新しく採用される競技です。
このスポーツクライミングで、世界のトップクラスで活躍する野中生萌選手は、地元開催の大会で、初のメダル獲得を目指しています。

東京オリンピック新競技 3種目の合計点を競う

東京オリンピックのスポーツクライミングは、「スピード」、「リード」、「ボルダリング」の3種目で合計点を競います。

「スピード」は、高さ15メートルの壁を2人の選手が同時に登って、速さを競います。

「リード」は、制限時間内にどこまで登ったか、その高さを競います。

そして最後が、高さおよそ4メートルの壁に設置されたコースを制限時間内に登り、いくつコースをクリアしたか、その数を競う「ボルダリング」です。ボルダリングは、どのようにコースを登るか、とりわけ戦略が求められる種目で、日本が得意としています。

日本期待の野中生萌選手

野中生萌選手は、18歳でワールドカップのボルダリングで初優勝。その年、世界ランキング2位になりました。2018年のワールドカップのボルダリングでは総合優勝を果たすなど、世界のトップクラスで活躍しています。

野中生萌選手

クライミングは9歳のころからやっています。父が趣味で登山をやっていて、そのトレーニングの一環として、家族でクライミングのジムに遊びに行ったのがきっかけです。
クライミングは私にとってのすべてです。登り切った時は鳥肌が立ちますね、会場がすごく盛り上がって、応援してもらっている中でゴールをつかんだ時のことは言葉では表現できません…、嬉しいの上です。

東京・北区にあるボルダリングジムです。

野中生萌選手

あんまり広くはないのですが、こじんまりした感じが、逆に集中できる。雰囲気も好き。今やここがホームジムになりました。
ホールドにもいろいろあって、薄くて第1関節しかかからない場合は、握ったりして持ちます。手がすっぽり入るホールドも、向きが逆さまになっていると力をかける方向が変わってきます。そういうところを調整し、常に登りながら探っています。
ジムによって課題が異なるし、ホールドの形状も違っています。ウォーミングアップの時から練習が終わるまで、常に、クライミング中は頭も体もフルに使っています。

2018年6月に日本で行われたボルダリングのワールドカップで、野中選手は、4つのコースのうち3つをクリアし2位に入りました。東京オリンピックではメダルが期待されます。

野中生萌選手

クライミングがオリンピックの競技に決まった時は、正直、信じられなかったです。始めた当初はまったくメジャーじゃなかったので、やっている人も少ないし、ジムも少なかったから、オリンピック競技になったのには本当に驚きました。始めたころから性格は負けず嫌いなので、この世界にいるクライマーとして、競技でも普段の練習でも、何においてもその世界で一番強い人になるのが目標です。

※この記事はオリンピックチャンネルのVTRを再構成して制作しました

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