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2019年7月25日(木)

ラグビーのポジションはこれでわかる!「動物まとめ」BK編 メイっぱいラグビー特別編!

ラグビーワールドカップ日本大会まで2か月余り。観戦を「めいっぱい」楽しむために知っておきたい情報を毎週コンパクトにお伝えしていきます。

今回は特別編!反響の多い「ポジションを動物に例えた一覧」をこれまでのメイっぱいラグビーの放送からまとめてお伝えします。これを見れば、ラグビーのポジションがよくわかる(はず!)

今回は背番号⑨~⑮BK(バックス)編です。

15のポジションを動物で例えると

今回も日本代表・田中史朗選手が紹介してくれた、ラグビーの15のポジションを動物に例えた一覧をもとにポジションを紹介していきます。バックスにはフォワード以上に多種多様な種類の動物が並んでいますが、それぞれの役割とは・・・?

⑨ スクラムハーフ=サル

フォワードとバックスをつなぐ、背番号⑨のスクラムハーフは、サル!

この一覧の考案者でもある日本代表の田中史朗選手によると、そのこころは。

田中史朗選手

「スクラムハーフはパスでチームをコントロールします。素早くて、パスもスムーズに出せる選手が多いので、猿かなって思いました。」

体格のいい選手が揃うフォワードとは一転、身長160cm台の選手も多いスクラムハーフ。求められる技術も、フォワードとは全く異なります。

スクラムの場面や、味方がタックルを受けて密集している場面などの近くに素早くポジションをとり、そこからパスを出します。

田中史朗選手

「必要なのは、俊敏でかつ正確なパスですね。パスが速いと、受けた選手は相手が遠い状態で余裕を持ってプレーできる。ボールをもらった選手が次の判断をする時間ができるんです。」

まさに、「ボールある所にスクラムハーフあり」なのです!

⑩ スタンドオフ=人間

チームの司令塔の背番号⑩、スタンドオフは、人間!

動物だらけのなかで、まさかの人間!?ここは考案者の田中選手に引き続き理由を聞きましょう。

田中史朗選手

「スタンドオフは司令塔なので、本当に一番“頭がいい”。いろんな人を指示して動かすので、人間ということにしました。」

通常、密集から出たボールはスクラムハーフから最初にスタンドオフへとパスが送られます。受け取ったスタンドオフが攻撃の起点となるのです。

その時選択するプレーは、さらに味方につなぐ「パス」か。
陣地を回復することなどを狙う「キック」か。
それとも自ら前方へ持ち上がる「ラン」か。
たくさんの選択肢の中から瞬時に最善の策を選び、チームの攻撃を組み立てていきます。

日本代表スタンドオフの松田力也選手は、プレーの判断に必要なことを次のように答えてくれました。

松田力也選手

「外からの味方の声を聞いたりして、いろんな情報をもらいながら、どこにスペースがあるのか見つけて、それに合わせてパスするのかキックするのか、判断しています」。

味方とコミュニケーションをとりながら、ゲームを支配する司令塔。それが背番号10、スタンドオフです!

⑫&⑬ センター=トラ

背番号⑫と⑬をつけるセンターは、トラ!

バックスの中でも大柄で屈強な選手が務めるポジションのセンター。攻撃での重要な仕事は、相手のディフェンスラインを突き破る力強いラン。「トラ」のように獰猛な突破でトライにつなげます。

さらに日本代表センターの中村亮土選手があげたポイントは。

中村亮土選手

「やっぱり相手に食らいつくようなタックルですね」。

守備の場面では、センターはスピードに乗って突進してくる相手に、鋭いタックルで「トラ」のように襲いかかります。攻守に激しくプレーするセンターが、チームを前進させるのです!

⑪&⑭ ウイング=チーター

チームの両翼、背番号⑪と⑭をつけるウイングは、チーター!

その例えの通り、ウイングはとにかく速く走る!味方がつないだボールをタッチライン際で受けて、相手とスピード勝負!さらに緩急の効いた巧みなステップ、一瞬の加速力で相手を振り切り、チームのトライゲッターとなります。

50m5秒8の俊足を誇る日本代表の福岡堅樹選手の武器も、この加速力。特に、相手を抜き去っての独走トライはウイングにとっても理想のプレーなのだと言います。

福岡堅樹選手

「自分を捕まえようと相手がタックルしてくる中で、自分を触れさせずに抜くのは本当に気持ちいいんです。それができた時が一番最高のトライだと思いますね。」

⑮ フルバック=タカ

そしてチームの最後尾、背番号⑮をつけるフルバックは、タカ!

試合中はチームの最後尾に位置し、常に「鷹の目」のごとく俯瞰した目線でゲームを見ながら、スペースを探して臨機応変に攻撃にも参加します。

前回のワールドカップで、このフルバックのポジションで活躍したのが五郎丸歩選手

五郎丸歩選手

「一番後ろから、すべてチーム、相手の動きが全部見えるので、グラウンドを上から見るような目線は必要になってきますね」。

守備の場面、最後尾にいるフルバックが抜かれればトライになるとあって、一発でしとめるタックルが欠かせません。

さらにフルバックにとって重要なのが、「ハイパント」と呼ばれる、高く蹴り上げられたボールをキャッチする事。

陣地を回復することなどを狙って相手が蹴ってきたボールをいち早く確保するために、正確に落下点を見極め、ジャンプしながらキャッチします。もちろん、同時に相手からは猛スピードでプレッシャーをかけられます。

五郎丸歩選手

「チームのために取るしかないです。取った後の事は考えないですね、だいたいタックルされて『やられます』から。そんなに『痛い』とはならないですよ。『ああ、いつも通り』みたいな。」

その姿はまさに、「最後の砦」。それがフルバックなのです!


ラグビーのポジションを動物に例えて紹介するシリーズ、いかがだったでしょうか。試合を見るときに動物たちの姿をイメージしながら見てみると、それぞれの役割がわかりやすくなるはずです!

「メイっぱいラグビー」のコーナーではこれからもラグビーの様々なプレーやポイントを、わかりやすくコンパクトにお伝えしていきます。お楽しみに!

                   
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