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2019年5月16日(木)

動物が出場する唯一のオリンピック競技・馬術!

オリンピックは人間だけのスポーツの祭典だと思っていませんか?
いえいえ、馬だって出場するんです!その名も馬術。

人馬一体で競う、馬術の魅力をお届けします!

馬術は3種目!

馬術は、人間以外の動物が出場する唯一の競技であるとともに、男女の区別なく戦う競技でもあります。

そんな馬術の種目は3つ。

1つ目が、競技場に設けられた障害物を飛び越えていく障害馬術

2つ目は、四角い枠の中(馬場)で、横歩きやダンスのような足踏みなどを披露し、動きの正確さと美しさを競う馬場馬術

そして最後3つ目は、この2つと自然の中を走るクロスカントリーを合わせた総合馬術です。

今回はそんな馬術の中で、日本が唯一金メダルを獲得したことのある障害馬術についてご紹介します!

ちなみに馬も立派に戦う馬術では、 “選手”ではなく “人馬”と呼びます。

信頼と絆で障害物を乗り越えろ!障害馬術

障害馬術のフィールドはこんな感じ。意外とにぎやか!

そして、開催国に合わせた障害物が置かれることもあるんです。

東京オリンピックではどんな障害物を見られるのでしょうか?楽しみですね!

そんな障害馬術は、10を超える障害物を順番通りに越えていきます。障害物を落としたり、馬が従わなかったら減点。

減点が最も少ない人馬が優勝。同点の場合はスタートからゴールまでにかかった時間差で決着をつけるので、なるべく早く走り進むのも勝利のポイントです。

競馬に使われる馬は、速く走ることを目的に作られたサラブレットですが、速さ以外にジャンプや小回りなど多才なテクニックが求められる馬術では、さまざまな品種の馬が使われます。

そんな細やかな動作をする馬術。まずはバーをまたぐ練習から始め、徐々に高さを上げていきます。

試合では高いもので160センチになることも!

しかし、焦って練習を重ねるのはNG!馬がバテてしまうため、練習時間は1日1時間程度なんだそうです。

人馬一体の馬術競技で大切なのはやはり信頼関係。

限られた時間の中で、餌をやったり話しかけたりと親密なコミュニケーションを心がけ、中には馬のそばで一緒に寝る選手もいるそうです!

馬の扱いはもちろん選手並み!”パスポート”も忘れずに!

“代表人馬”と称されるくらいなので、もちろん馬の待遇も選手並み。

遠征で飛行機に乗る際には、”パスポート”が必須になります。

万が一にも取り違えが起こらないように、馬の特徴や血統、オーナー名などがこと細かに書き込まれています。

移動はボックスと言われる専用の設備がある飛行機。

中をのぞいてみると…すぐ横には干し草が!

そう、ちゃんと機内食がついているんです!

一体どうやって馬をコントロールするの?

信頼関係も築き、練習もばっちり!

では、本番で初めて見る障害物を一体どのように突破していくのでしょうか?

まずはスタートの合図から!選手は馬のおなかを内側に圧迫することが合図になります。

そして走りだした馬を体重のかけ方や手綱の具合で速さをコントロール。

本来臆病な性格である馬は、初めて見る障害物にひるんでしまうこともあります。

だからこそ、選手が馬に的確な指示を出して安心させることが大切。人馬の信頼関係が勝利への重要な鍵となるんです。

そして、じつは方向転換の時に“手綱を引く”のはNG!よく使われる言葉なのに…!

手綱を引いてしまうと馬が苦しがってしまいます。手綱は横に広げ、さらに外側の足でしっかりと馬を抑えて進みたい方向へ導きます。

繊細な馬をコントロールするのは容易ではありませんが、長い時間を共に過ごせば、素晴らしい演技を見せてくれます。

 

選手が汗を流してメダルを目指す競技も見ごたえがありますが、人馬一体の絆が見ものの馬術。

ぜひ東京オリンピックではオリジナル障害物とともに楽しんでくださいね!

                   
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