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2019年4月25日(木)

70m先の米粒を当てる?アーチェリーってすごい!

オリンピック競技にもなっているアーチェリー。
体験したという方は少ないかもしれませんが、実は強じんな精神力が要求される、手に汗握りまくりのスポーツなんです!

そもそも、アーチェリーってどんなスポーツ?

弓道、ダーツ、アーチェリー。離れた的に向かって矢を放つスポーツはいくつかありますが、アーチェリーは「弓で」的を射るスポーツ。

弓は弓道の3分の2程度の長さです。

弦をグッと引いて狙いを定めますが、意外とこの時に力が必要。男子の場合、約20kgの強さで引いているとされています。強く引いて矢の速度を上げることで風の影響を受けにくくするのです!

トップ選手の矢のスピードは、上越新幹線の最高速度と同じ、時速約240kmに達することも!速いっ!!

アーチェリーは英国生まれの紳士スポーツ

アーチェリーをする人のことを「アーチャー」と呼びます。元々はイギリスで紳士のスポーツとして普及したアーチェリー。

そのため、紳士的ではないカモフラージュ柄やジーパンなどでの参加はもってのほか!

ですが、どしゃぶりの雨の中でも試合は決行されるため、防寒具やレインウェアの着用はOKです。

アーチェリーを体験するならこんな感じ

さぁ!紳士的なファッションに着替えたところで、よりアーチェリーを知ってもらうために、実際に体感していただきましょう。

まずは弓を左手で持ちましょう。

弓はおよそ3kg、1.5ℓのペットボトルを2本持つのと同じなので結構ずっしり。

手の形は人それぞれ。弓を握りやすいように、持ち手の部分をパテとやすりで自分好みに調整します。道具の調整もスポーツの醍醐味の一つです。

それでは早速矢をセットして、きりきりと引きましょう。う~ん重い!

的の中心を照準器でとらえ…ゆ、揺れる~!!

そして、右手を離し、矢を放つ!!

「スパーン!」

って、いつまで左手で弓をつかんでいるんですか!?

というのも、放った瞬間左手に力を入れ続けていると、飛んでいく矢がぶれる原因に…。

でも力を抜いたら弓が地面に落ちてしまうのでは?いいえ、安心してください。

事前に弓と指をつないでおいた紐が、離しても落ちないようにしてくれます!

ほら、こんな感じでぷらーんと!

さて、飛んで行った矢は…

あさっての方向へ…!?大丈夫、皆さん初心者ですから!

しかし!このような場合、飛んで行った矢が見つからないと、その矢が見つかるまで次の射的を行なってはいけません。

参加選手たち総勢で矢を探すこともあるんだそうですよ!

失敗は許されない!試合の駆け引き

アーチェリーの的は、直径122cm。外側から内側まで、1点から10点が円心状に分けられています。

真ん中の最高得点10点はCDくらいの大きさ。それなら当たりそうと思った方!

実際は70m先の的ですから、まさに米粒程度!

打った選手すら、スコープをのぞかないとどこに打ったのか見えないほどの小ささです。

それでもトップ選手はほとんど9点以上が当たり前!外せば命取り。失敗が許されない緊張感が続くのがアーチェリーの見所なのです。

また、アーチェリー通として見逃せないのは、自分の矢を放った後の選手の表情。

成功のうれしさに、顔が緩みそうになるのをぐっとこらえているのか、それとも失敗の悔しさを表に出さないようにしているのか…各選手の機微を読み取るのがマニアの楽しみ方でもあります!

選手は1対1で射的を行ない、勝敗を決します。3射を1セットとし、1試合につき5セット行ないます。一射ごとの制限時間は20秒。

この短時間に、豪雨だろうと強風だろうと風を読み、高得点を狙いにゆく。選手は集中力を最大限にして実力を出し切らなければなりません。

同点の場合は、差がつくまでのシュートオフになるのでさらにミスは許されません!

時にはその緊張感が客席にまで伝わってくることも…表情を見ているだけで手に汗握るほど!

そんなドキドキを楽しめるのが、アーチェリーなのです!

さて、アーチェリーを身近に感じられるようになったでしょうか?

時速240kmで放たれる矢のスピードと、時が止まったような緊張感の味わえるアーチェリー。ぜひ一度観戦してみてくださいね!

                   
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