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2019年4月15日(月)

ソフトボール上野由岐子に "最も近い存在" 藤田倭とは?

来年の東京オリンピックで一番最初に行われる競技がソフトボール。日本が金メダルを獲得した2008年北京大会以来、3大会ぶりの復活ですが、再び頂点を目指すには38歳でオリンピックを迎えるベテラン・上野由岐子投手に次ぐ投手の成長が必要不可欠です。

その存在に最も近いとされるのが、28歳の藤田倭(やまと)投手です。

ソフトボール界の"二刀流" 藤田倭

藤田投手は群馬県高崎市に拠点を置く実業団チーム「太陽誘電」の所属。3年前の日本リーグでは投手として最多勝。打者でホームラン王と打点王に輝いたソフトボール界の“二刀流”として知られています。このほど開幕したリーグ戦を通じてさらなるレベルアップを誓っています。

藤田投手(前列左端)

藤田投手は、去年のリーグ戦で5勝7敗と思うような成績を残すことができませんでした。それだけに「昨シーズンは、負け越してしまった。ことしはしっかり結果にこだわってやっていきたい」と数字を意識しています。

今季初戦で "さっそく本領発揮"

4月14日の「太陽誘電」のチーム開幕戦。藤田投手は、力のある速球と変化球を低めに集める投球でヒット2本に抑え完封しました。バッティングでも先制点につながるスリーベースを打ち、さっそく“二刀流”の本領を発揮しました。

藤田投手は「速球、コントロールの調子はよくいい形で開幕できた」と笑顔。山路典子監督も「昨シーズンより球速が上がっているし、失投がなかった」と評価しています。

上野由岐子投手

一方、その前日に行われた試合では、ビックカメラ高崎の上野投手がリリーフで3回を投げて5奪三振と貫録の投球を見せました。

藤田投手は北京オリンピックの時、高校生。テレビで応援した上野投手は憧れの存在でした。社会人になった今、同じ土俵でプレーできることが東京オリンピックに向けた大きな動機づけになっています。

藤田倭投手

近くで見ているからこそ上野さんのすごさを感じるし偉大さもすごく感じる。超えるのは正直すごく難しいが、自分にしか出せない自分の強さというのが必ずあると思う。


藤田が投げても上野さんが投げても必ず勝てるとなれば、それが日本の強さに変わってくると思うのでそんな選手になっていきたい。

"上野さんの次の存在になれるように"

2012年から日本代表に選ばれ続けている藤田投手。去年、日本で行われた世界選手権で、オリンピックに向けた思いを強くしています。決勝進出をかけた試合で最大のライバル、アメリカと対戦。

藤田投手(左から2番目)

宇津木麗華監督は東京オリンピックを見据え、藤田投手を先発で起用しました。この試合で藤田投手は負け投手になりましたが、延長戦を投げ抜きました。

藤田倭投手

自分が本当に上野さんの次の存在になれるように研究だったり、勉強だったり、いろいろな知識を自分自身に取り入れて東京オリンピックのその日が来るまで、努力していきたい。

自分自身の成長が日本の金メダル獲得につながる。始まった日本リーグの戦いの中で藤田投手は、さらなる高みを目指します。

沼田悠里

平成24年入局。金沢局、岡山局を経てスポーツニュース部。

                   
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