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2019年3月22日(金)

どれだけご存じですか?センバツと夏の甲子園の違い!

第91回「選抜高等学校野球大会」通称“センバツ”が3月23日に開幕します。
高校野球と言えば、センバツに加え、前回第100回を迎えた夏の甲子園も開催されていますが、一体何が違うのでしょうか?

なんとなく両方とも同じ「甲子園」だと思っている皆さん、少しの違いを知ればもっと高校野球が楽しめますよ!

夏の甲子園は全都道府県から出場!春は…

高校球児たちの憧れの舞台といえば、言わずと知れた甲子園。

とはいえ「夏」と「春」では、出場校の決め方に違いがあります。

夏の甲子園では、

各都道府県大会で優勝した代表校がそのまま全国大会に出場するのが特徴です。

ちなみに北海道・東京は2校が出場します。

春のセンバツは、

秋に行われる各都道府県大会の成績を考慮したうえで出場校が決まります。

選考委員会の決議によって、まさに全国から選抜された高校球児たちが戦います!

つまり、全都道府県から代表校が出場する夏の甲子園とは違い、春のセンバツでは地域別の代表が出場するのです。

春にしかない“センバツ”の仕組み

では、春のセンバツの出場校は、一体どのように決まっていくのでしょうか?

実は、センバツには予選をもたないという特色があります。

なので、秋の地区大会は、試合成績ならびに実力など、その試合内容を参考資料の一つにするものであり、センバツの予選ではないのです!

最終的に選考委員会の方々が、秋の大会など様々なことを参考にして出場校を決めるのです。

ちなみに地域大会は、

北海道・東北・関東・東京・東海・北信越・近畿・中四国・九州

のブロックに分けられていています。

夏の甲子園にはなく、にのみあるものの一つが「特別枠」です。

東京地区と全国9地区で開催された秋季地区大会の勝者が集う明治神宮野球大会。その優勝校が所属する地区に1枠を割り当てる「神宮大会枠」。

そして、地域大会の上位校には惜しくも入れなかったものの、ここ数年で実力をつけている学校が出場できるのが2001年から導入された「21世紀枠」。

「21世紀枠」は、野球の実力だけではなく文武両道や地域貢献に力を入れていたり、災害や練習環境のハンデを乗り越えていたりといくつかの選考ポイントをクリアした学校が3枠選ばれます。

2019年は石岡一高校(茨城)・富岡西高校(徳島)・熊本西高校(熊本)が選ばれました。

今年の21世紀枠3校

春と夏ではトーナメントの決め方が違う!

夏は50校以上、春は30校以上が出場する甲子園。

組み合わせによっては大きな波乱を生むこともあるトーナメントはどのように決まっていくのでしょうか?

夏の甲子園では、

開幕前の抽選会で決めるのは、“準々決勝”までの組み合わせと試合日程です。

準々決勝以降は勝ち上がった学校で再度抽選をして決勝戦までの日程を改めて決めていきます。

春のセンバツは、

一堂に会する開幕前の抽選会で、決勝戦までの“すべて”の組み合わせと試合日程を決定します。

各ブロックの勝敗やそれぞれの組み合わせの予想を立てて楽しみやすいのがセンバツの特徴ですね!

今年の抽選会の様子

夏の甲子園ではためく深紅の優勝旗 春の優勝旗の色は?

高校球児なら誰もが憧れる優勝旗。

実は春と夏で色が異なるのを知っていましたか?

夏の甲子園優勝旗は「深紅」なのに対し、春のセンバツ優勝旗は「紫紺」となっています。

開会式で前年優勝校の現主将がこの優勝旗を返還するのも一つの見どころ。

ですが、昨年優勝の大阪桐蔭高校は今大会に出場しないので、優勝旗を再び手にすることはできないという悔しさのにじむ優勝旗返還になるでしょう。

実は知らない方が多いですがセンバツにのみ、準優勝旗も準備されているんです!

センバツ準優勝旗

夏の始球式はゴジラ・春の始球式は子ども?!

高校野球の見どころの一つ、始球式!

みなさん一体誰がこの始球式を務めているか、ご存じですか?

夏の甲子園では、

昨年、第100回の記念大会で毎年の大会とは違う“レジェンド始球式”を実施。松井秀喜さんや桑田真澄さんなど往年の元球児が各試合の始球式をリレー形式で努めました。

春のセンバツは、

地元地域の小学生を募集で集めて始球式を行います。

甲子園での始球式は、これから野球を始める子供たちにとってまさに夢の舞台です。そんな初々しく貴重な瞬間もぜひ見逃さずにご覧ください!

センバツには「プラカードガール」がいない!

甲子園でぜひ見ていただきたいのは開会式です!

全国の高校球児たちが一同に行進するさまは圧巻です。

そんな開会式で注目される代表校のプラカードを持つ「プラカードガール」ですが、春のセンバツに彼女たちはじつはいません!

夏の甲子園では、地元西宮高校から選出された生徒がプラカードを持ちますが、春のセンバツでプラカードを持つのは各出場校の生徒です。

メンバー入りできなかった部員やマネージャーなど、各校趣向を凝らしているのもひそかな注目ポイント。

ちなみに今年、履正社高校と智弁和歌山高校のプラカードを持つのは、なんと生徒会長なんだとか!

春のセンバツでは入場曲に注目!

甲子園の開会式で入場と共に流れる入場曲。

こんなところにも春・夏の違いがあるんです!

夏の甲子園の入場行進曲は、「全国中等野球行進曲」という曲が毎年使われています。

80年以上の歴史がある、まさに甲子園伝統の曲です。

春のセンバツでは、入場行進曲となる流行歌やテーマソングが毎度決められています。

今大会では槇原敬之さんの「世界に一つだけの花」「どんなときも。」。平成最後の大会となるため、平成を象徴する曲として、特別に2曲を組み合わせるそうです。

ちなみに開会式では春夏共に、毎年交互に最北または最南の学校から入場しています。今大会では南の高校から入場します。

もちろん入場の先頭は、昨年度の優勝校!連続出場の場合には部員全員で先頭に並びますが、出場できなかった場合には、現主将が1人で優勝旗を運ぶのです。

春と夏で違う高校球児たちの見どころ!

ここまで、春と夏の甲子園の形式的な違いをご紹介しましたが、やはり気になるのは高校球児たちの違いやみどころではないですか?

夏の甲子園は、新体制となり秋から春にかけての練習や試合を経て完成したチームが出場するいわば最終決戦の場。

春のセンバツは、各都道府県大会が行われるのが秋なので、新体制になってすぐということもあり、実力が出し切れなかった学校も多くあります。

そんなまだ完成しきっていない学校同士の戦いということもあり、出場校の予想も難しく、出場決定から春までの成長も未知数です。

つまり新たな注目選手や、昨年の2年生の成長ぶりを発見できるのがセンバツの楽しみの一つです。ここから夏までに各学校がどのように仕上げていくのかも注目です。

さらに、各都道府県から出場する夏の甲子園では出身県のチームを応援する方も多いと思いますが、春のセンバツでは出場のない都道府県もあります。地域に目を向けたり、応援したくなるような学校を見つけたりと夏の甲子園とは少し違う目線で見られるのも春のセンバツならでは。

ぜひご自分が楽しめる応援スタイルを見つけてみてくださいね!

春のセンバツと夏の甲子園。意外と違いが多いですよね!

夏の甲子園での最終決戦をより楽しむためにも、ぜひ春のセンバツで「今」の高校球児たちを見てください!

                   
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