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2019年3月1日(金)

日本の宝!193cmの超長身女子バスケプレイヤー・渡嘉敷 来夢~その手は金メダルにまで届くのか!?~

日本女子バスケットボール界でいま最も注目されている渡嘉敷 来夢(とかしき らむ)選手、27歳。
注目すべきは、193センチという超長身!

その長身から繰り出されるのは、力強いだけでなく実に繊細でスマートなプレー。
日本の宝とまで言わしめる、渡嘉敷選手の強さに迫ります!

超長身!なのに超ハイスピード!

渡嘉敷選手の強さは、その得点力!
リオオリンピックでは全選手中3位の平均得点を誇るほどでした!

その得点力を支えているのはスピード。
一般的に背の高い選手ほど遅いといわれがちですが、渡嘉敷選手はその長身にも関わらず、超ハイスピードなのです!
試合では渡嘉敷選手についていたマークをすぐ置き去りにしてしまいます!

それもそのはず。
なんと渡嘉敷選手の50メートル走のタイムは、女子日本記録に匹敵する6秒台!ご本人いわく「女ボルト!」だそうです!

さらに優れた俊敏性で、止まった状態から一気にかけ出しマークを振り払い、一瞬でシュートまで持ち込みます。
スピードと高さを併せ持つ渡嘉敷選手がボールを持てば、誰もついていくことはできないのです。
その能力はまさに“日本の宝”!

超敏感で超シャープな感性!

高い&速い!と超パワフルな渡嘉敷選手ですが、実は超敏感な一面もあるんだとか…。
チームメートの話によると、渡嘉敷選手は聖徳太子並みに周りの話が聞こえていて、違う人と会話している間にも、他のグループの話に入っていってしまうそう!

また、周りの人の様子もよく観察していて、一度電車に乗り合わせた人と別の場所ですれ違っても気がつくことがあるんだとか!

そんな超シャープな感性は、バスケの試合中にも活かされています!
相手選手が疲れているかどうかなどを見極め、攻め時を狙っているんだそうです。

“夢”が向こうから“来”る!?

手も足も長く、どんなものにも手を伸ばせば届きそうな渡嘉敷選手ですが、“夢”を向こう側から“来”させる力も持っています。

中学1年で友達に誘われてバスケを始め、2年生で県選抜入りを果たした渡嘉敷選手。
その後、史上最年少の16歳で日本代表候補に選出されました。

まだ将来も考えていない19歳の時、鳴り物入りでトップリーグデビュー。その期待を一身に背負った渡嘉敷選手。「日本の未来を“託”す」という意味から、コートネームは「タク」となり、監督も「渡嘉敷選手をなんとか日本代表の柱として育てなければいけない、世界で活躍できる選手にしていかないといけない」と感じていたといいます。

そんな渡嘉敷選手が初めて夢をつぶやいたのが、23歳の時。
チームメートとアメリカの女子リーグの試合を見ているときでした。

「来年はこのコートに立てるといいなぁ」

そのつぶやきは瞬く間に関係者に広がり、渡嘉敷選手をアメリカのリーグに売り込む人たちまで現れました。

アメリカでのデビュー戦

そして1年後、アメリカのコートには渡嘉敷選手の姿がありました。
まさに「来夢」という名の通り、“夢が来る”力が渡嘉敷選手にはあるのです。

新たな夢「自分の手で金メダルをつかみたい」

この写真は、リオオリンピックの準々決勝、日本対アメリカ戦の後に記念撮影をしているときの様子です。

リオオリンピック当時、日本の世界ランキングは予選リーグに出場する全チームのうち最下位でした。
そんななか挑んだオリンピックでしたが、渡嘉敷選手を中心に健闘し、なんと20年ぶりに決勝リーグ進出を決めたのです。

そしてその準々決勝の相手が、当時オリンピック46連勝中の絶対女王アメリカ。
けれども日本チームは、優れたチームワークと渡嘉敷選手の武器を活かし、前半終了間際に2点差に迫るという好戦を繰り広げました。

しかし、そこは女王アメリカ。最下位である日本との思いがけない展開に、アメリカチームは抜群の集中力を見せ、後半戦はまったく別物の試合となりました。
渡嘉敷選手のシュートもブロックされ決まらず、ほぼダブルスコアをつけられ、結果は敗北。

それでもアメリカチームは日本の実力を認め、異例の記念撮影をすることになったのです。

大健闘で終えた日本ですが、渡嘉敷選手は圧倒的な差を見せつけられたことによる喪失感を覚えていました。

リオオリンピックが終わり、迎えたアメリカの新シーズン。渡嘉敷選手はアメリカ代表の選手に「金メダルをかける?」と言われ、とっさに断ります。

そこには、「自分で獲った金メダルをかける!」という強い意志が隠れていました!

オリンピックで味わった喪失感は、自分の手で金メダルという夢をつかむという決意に変わったのです。

渡嘉敷選手は金メダルという夢に届くのでしょうか?今後の女子バスケットボールに注目です。

                   
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