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2019年2月15日(金)

日韓の師弟が挑む夢の舞台 テコンドーの新星・東島星夜

格闘技・テコンドーでメダル候補として期待されている選手が千葉県にいます。テコンドーの本場・韓国から来たコーチとの二人三脚の挑戦を追いました。
(2018年7月24日の「おはよう日本」で放送された内容を記事化しました)

全日本選手権を連覇 期待の新星・東島星夜選手

東島星夜選手。2017年と2018年、テコンドー全日本選手権で連覇を果たした、2020年期待の星です。

テコンドーは胴体と頭への攻撃でポイントを重ねる競技。東島選手の得意技は『上段 後ろ回し蹴り』。一撃で高得点を獲得できるこの技を生み出すのは、 “体の柔軟さ” 、 “自由自在に動く下半身” が多彩な蹴り技を可能にするのです。

「空中で、2回転して蹴ったり、技が格好いいところが、小さいころから好き。やりたい道に進んでいるので、いま 楽しくテコンドーをやっている」

韓国人師範のもとで練習に励み日本一に

東島選手を日本一に育てたのが 道場の師範、キム・ヨンソンさんです。韓国でテコンドーのオリンピック選手を目指していましたが、夢は叶わず指導者に。テコンドーの普及のために来日を重ね、2007年に船橋市に道場を構えました。目指すのは、本場に勝る選手の発掘です。

そこに入門してきたのが、当時10歳の東島選手。教えた技をすぐに身につけ、試合に出るたびに成績を上げていきました。

キムさんは「 “自分の夢” のような感じ。どんどん強くなって、成長するのが見えるので、自分がオリンピックに出る気持ちで東島選手を五輪へ行かせたいと思っている」といいます。

東京五輪で金メダルをとって恩返しを

2人は、目標の東京オリンピックに向け、より多くの実戦練習が必要だと考えています。しかし、国内では東島選手と渡り合える実力の選手が限られています。そんな東島選手のために、キムさんは 韓国から大学生の選手を呼びました。ユン選手は、高校時代 韓国の選手権で準優勝した実力の持ち主です。

「ラスト、ラスト、ラスト、ファイト!ファイト!」

東島選手、得意の蹴りを繰り出しますが、ユン選手にうまく距離をとられ、攻撃が決まりません。

「ちょっとやりづらいところあるだろう?」
「めちゃくちゃ よけ方がうまい」
「上段蹴りが当たらない」
「あの身長で、頭を下げたら 当たらないですね」

キムさんは、『相手が攻撃で近づいたときに 素早く蹴りを出すべきだ』とアドバイスしました。すぐにその教えを実行します。

「星夜君(東島選手)は 実戦にぶつけると、それを全部吸収するので、なるべく実戦形式の練習をたくさん経験させたい。オリンピックに出て、金メダルをとれるように、頑張ってサポートしたい」とキムさん。

東島選手は「まだ世界ではレベルが低いですけど、先生が一緒に付き添って練習してくれて、強さも違ってきたし、成長も感じている。金メダルをとって恩返しできたらと思う」と話していました。

東京オリンピックでの金メダル獲得を目指し、2人の挑戦が続きます。

                   
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