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2019年1月18日(金)

世界最古の格闘技 レスリングまるごとわかりング!

先日引退を表明した吉田沙保里さんを筆頭に、世界に誇るアスリートが活躍しているレスリング。
レスリングが持つ長い歴史やルールをわかりやすく紹介します。

裸で戦っていた

レスリングは、赤コーナーと青コーナーに分かれて対戦する格闘技。

そのため、選手は自コーナーカラーの「シングレット」と呼ばれるユニフォームを着用することが鉄則です。

このシングレットは別名「つりパン」とも言われているとおり、上下一体型。

シングレットがピチピチ仕様なのは、昔は裸で戦っていたころの名残なんだそうですよ!

そしてもう一つ忘れてはいけないのが、専用のシューズ!

紐靴タイプになっていますが、もし試合中にほどけて踏まれたら大変!

ということで、選手は紐がほどけないように、テープ等でしっかりと留めておくのが大原則です。

”卵が割れない”マットの秘密

試合は直径9mのレスリングマットで行われます。

その中で投げられたり、タックルされたり、倒されたり…。

そんな選手を守るのがこのマット。じつは5cmほどの厚みがあり、

1mの高さから卵を落としても…

割レテナーイ!ほどの吸収力。

激しいタックルが飛び交うレスリングでは、このマットの役割が大きそうですね!

オリーブオイルを塗って戦っていた!?

レスリングは現存する世界最古の格闘技。

もちろん、1896年開催の第1回近代オリンピックから正式競技(男子種目のみ)であり、歴史をさかのぼれば、古代エジプトでも行われていたんだとか。

当時のレスリングは、体にオリーブオイルを塗って行われていたのだそう。

なんでも、ぬるっと滑ることで掴みづらくし、単なる力比べではないテクニック勝負にするためだったとか!

日本が誇る「無敵の女王」

今でこそメジャーな女子レスリングですが、オリンピック競技に加わったのはつい最近の2004年のこと。

惜しくも先日現役引退を表明してしまいましたが、個人戦で200を超える連勝の記録を持つ吉田沙保里さんは、2004年に女子レスリングが加わってから、全ての大会でメダルを獲得しています!

その偉業を成し遂げられたのは、日本全体のレベルの高さも一つの理由だったでしょう。これまで日本は、金銀銅合わせて60個以上のメダルを獲得しているんです!

2020年の東京オリンピックでも、日本勢のメダルが楽しみですね!

最強レスラーをどうやって決める?

そもそも、レスリングの勝敗の付け方をきちんとご存知ですか?

格闘技だから、とりあえず倒して起き上がれなければ勝ちでしょ、ですって?

そんなに単純ではないんです。

レスリングには、上半身しか攻められない「グレコローマンスタイル」と、

下半身も攻めてOKな「フリースタイル」の2種類があります。

今回は日本での競技人口が多い「フリースタイル」についてご紹介。

レスリングの試合は、3分ピリオドを計2回。

その間に、相手選手を仰向けにし、相手選手の両肩をマットに1秒以上付けたら、問答無用で勝利です。

この勝ち方を「フォール勝ち」と言いますが、フォールが両選手とも取れなかった場合はポイントで勝負です。

まず、タックルで相手選手を背中から倒せば、4ポイント獲得!

多くの選手がタックル練習をするわけですね。

もし背中から倒れず、仰向けになってしまった場合は、惜しい!2ポイントとなります。

さらに、腹ばいになっている相手の肩を90度以上回転させることができた場合も2ポイントゲット!

と、試合中に何やら赤い物体が!?

この正体はスポンジ。セコンドが技の判定に異議があった場合、マットにスポンジを投げ入れることで、ビデオ判定を要求する「チャレンジ」を申請することができます。チャレンジで投げ入れるものは、国際ルールでは“スポンジ(柔らかいもの)”という規定があるだけで、具体的な形や大きさは決まっておらず、各大会ごとに決定されます。

リオオリンピックでは、なんと大会の公式キャラクターの人形でした。かわいいですね!

ビデオ判定に成功すれば1ポイントをゲットできますが、失敗すれば1ポイントが相手に入ってしまいます。
つまり、チャレンジには失敗のリスクも伴うのです。

古い歴史を持つレスリングは、今も世界中が注目する格闘技。
日本選手のこれからの活躍が、いっそう楽しみになりましたね!

                   
※NHKサイトを離れます

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