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2018年12月13日(木)

スケートボード 四十住さくら "東京五輪で金メダルを"

東京オリンピックの新種目、スケートボードのパーク。おわんの形をした斜面などを複雑に組み合わせたコースを制限時間内に滑り、技の完成度や高さ、スピードなどを総合的に評価する採点競技です。

この競技で注目されているのが、和歌山県の高校2年生、四十住さくら選手(よそずみ)です。東京オリンピックのメダル候補に急浮上している16歳。そのすごさに迫りました。

アジア大会で"優勝" 世界選手権でも"金"

四十住さくら選手。注目の高校生です。

四十住さくら選手

目標は、五輪に出て、金メダルをとることです。

四十住選手の持ち味は、高さのあるジャンプ。さらにスピード感のある滑りから繰り出すダイナミックな技です。

ジャカルタ・アジア大会 スケートボード女子パーク

日本代表入りして、初めて出場した8月のジャカルタ・アジア大会で優勝。

世界選手権 南京大会 スケートボード女子パーク

そして、初めて開かれた世界選手権でも金メダルを獲得しました。

出会いは小6のとき

四十住選手がスケートボードと出会ったのは、小学6年生の時。

かっこよさにひかれて、のめり込みました。

兄・四十住麗以八さん (右)

自宅では、四十住選手がスケートボードを始めるきっかけとなった兄の麗以八(れいや)さんが、ボードの手入れなどをサポートしています。

兄・四十住麗以八さん

だいたい組み立てくんのは、僕に言うてくるので甘えてんねんな~。


僕が最初教えてのがあるのですけど、僕より抜いてしまってな~。成長してくれることはうれしい。

原点は"自宅の中庭"

自宅の中庭には、スケートボードの練習場があります。四十住選手のために両親が作りました。

昔の四十住選手

中学2年生の途中までは毎日、この場所で練習に励み、 トップ選手への道を歩み始めた原点です。

四十住さくら選手

すごい練習になったし、これがあったからこそメダルがとれたというのはあります。


今はあんまり滑っていないですけどね。

4年前からは、設備が充実した三重や大阪などの施設が練習拠点です。

片道およそ3時間かけて、母親に連れて行ってもらう日もあります。

四十住さくら選手

結果を出すことが恩返しだと思うので、それに向けて精いっぱい頑張りたい。

世界でまだ数人しかできない大技! "バックサイドノーズブラント180アウト"

四十住選手の持ち味は、コースの「ふち」を使った多彩な技です。

レパートリーは、100種類以上。海外のトップ選手が苦手とする大技ばかりです。

なかでも、すごいのが"バックサイドノーズブラント180アウト"という技です。

まず、壁側に背中を向けて半回転のジャンプします。

次に、着地でいったんバランスを取ります。

そして、さらに半回転するという技です。

この大技は、世界でまだ数人しかできないといいます。

納得いくまで練習

練習では、自分が納得いくまで同じ技の練習を繰り返します。

四十住さくら選手

毎日やることによって、完成度も高まってくるので自信につながると思います。

学校ではリラックス

和歌山の県立高校に通学する四十住選手。学校では練習とは一転して、この表情。

スケートボードが中心の生活で、クラスメートと過ごす時間は、いい気分転換になっています。

同級生

めっちゃ優しい子ですよ。

四十住さくら選手

スケートボードの時はちゃんとするけど、学校はリラックスしてしゃべられる。学校に来るだけで楽しい。

憧れの東京五輪へ

東京オリンピックを見据えて、今年から本格的に国際大会に出場している四十住選手。

世界の大舞台で経験を積み重ね、憧れの東京オリンピックを目指します。

四十住さくら選手

自分の目標に向かってやっていると、家族が“おめでとう”って言ってくれるので、結果を残すことだけを考えています。


やっぱり、東京オリンピックで金メダルを取りたいという目標があるし、頑張っていたら結果もついてくると思っているので、頑張っています。

技の完成度もさることながら、競技にストイックに向き合っているのが印象的でした。

四十住選手は毎日、遠方の練習場まで行っているのですが、日によっては車中泊をして高校に行くこともあるそうです。文字どおり、スケードボード漬けの毎日なんです。

ぜひ東京オリンピックで、金メダルを獲得してほしいですね。

                   
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