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2018年11月22日(木)

経営難から生まれたスポーツ!? 7人制ラグビー「セブンズ」

2019年に日本でラグビーワールドカップが行われるとあり、ますます盛り上がっているラグビー界。ワールドカップが終われば、いよいよ東京オリンピックです!

しかし、ラグビーと言ってもワールドカップとオリンピックとでは異なる種目だということをご存じでしょうか?ワールドカップは15人制ラグビーなのに対し、オリンピックは半分以下の7人制。
 
でも、基本ルールはどちらも同じなので「15人制ラグビーも知らない!!」というあなたもこれで“ラグビー”がばっちりわかるはず!

あのボールの形は豚の膀胱(ぼうこう)に関係…!?

そもそもラグビーはイギリスにあるラグビー校という名前の学校が元になっています。そのまんまですね!

ラグビーといえば、楕円形のボールが特徴的ですが、もともとは丸いボールで行われていました。

しかしもっと軽くてよく飛ぶボールを求めて試行錯誤した結果、たどり着いたのはなんと豚の膀胱(ぼうこう)!
 
膨らませてみると楕円形になってしまったのですが…抱えやすいうえ、バウンドしたときの動きが変則的でおもしろい!ということで採用されたそう。

ゴールに挑戦=トライ!

ラグビーの最大の特徴ともいえるのが“前にパスは出せない”こと。

ラグビーはボールより後ろが自陣、向こう側が敵陣となり、自陣内でボールを回しながら前に攻めるスポーツです!
 
ボールを持った選手が敵のタックルを交わし、押しのけ、行き詰まるたびに後ろにパスを回して打開することを繰り返しながら、敵陣の一番奥にボールをつける“トライ”を目指します。

脚力とパワーで勝ち取るトライはまさにラグビーの醍醐味!

ちなみに、ゴールすることをトライと呼ぶのは、「Try at goal(ゴールに挑戦する)」から来たのだそう!

トライで満足しちゃダメ!ボーナスポイントをゲットしよう!

ラグビーの得点はトライで得られる5点だけではありません。
トライしたあとに与えられるコンバージョンキックでも得点をゲットできるのです。

コンバージョンキックは、トライした位置から垂直に引いた線上から、ゴールに入れると2点がもらえるルール。

つまり、トライした位置が真ん中であればあるほどキックも入りやすいですが…。

このように、ゴールからあまりに離れた位置にトライしてしまうと、コンバージョンキックの難易度が上がってしまいます。
トライで満足せず、そのあとのことまで考えなければならないのです!ラグビーって頭脳戦!

キックといえば、五郎丸選手がボールをセットした後にしていたこのポーズも記憶に新しいと思いますが、7人制では時間短縮のためボールをセットしません。ワンバウンドさせて蹴るドロップキックでゴールを狙います。

※その他にも相手が反則した時に与えられるペナルティーゴールの3点と、試合の流れの中で蹴るドロップゴールの3点があります。

7人制ラグビー誕生の秘密

もともと15人制で誕生したこのラグビー。なぜ7人制になったのでしょうか?

それは1883年、スコットランドのとあるラグビークラブが財政難に陥ったことがきっかけでした。なんと、財政難で仕方なく選手をクビにして7人にしちゃったのです…!
 
すると「7人制ラグビーもおもしろいじゃないか!」ということで、7人制の試合がスタートしました。「7人制」は、比較的新しく誕生した種目と思うかもしれませんが、意外と歴史があったんですね。

コートの大きさは15人制と同じ面積。少ない人数で広い面積をカバーするので、体力の消耗がとっても激しいんです。
 
試合時間は15人制が前後半40分なのに対し、7人制は前後半7分。7分間という短い時間で、よりスピード感あふれる試合運びが楽しめますよ!

ラグビー名物・スクラム 7人制は3人対3人

ラグビーは後方にパスをすることしかできません。
なので、途中で前方にボールを落としてしまうと「ノックオン」といって反則!攻守交替です。

試合の再開はラグビー名物・スクラム!
15人制では8人で行うスクラムですが、7人制では3人。スクラムの間にボールを転がして押し合います。

スクラム中は手が使えないので足を使います。

足でスクラムの外にボールを出したら、スクラムの外で待機しているスクラムハーフというポジションの選手が、パスの方向を瞬時に判断し、また後方の選手へパスします。

誰にパスを出すかで、試合も大きく変わってくるので、スクラムだけでなく、その直後の選手の動きもお見逃しなく!力勝負の押し合いに見えるスクラムも、実は頭脳戦なんですよ!

試合終了のことを敵味方のサイドが無くなるという意味で「ノーサイド」と言い、敵味方関係なく、ねぎらいあって終わるのがラグビー流!

激しい試合の裏側には、頭脳によって張り巡らされた作戦と、尊敬し合う選手たちの優しさがあったのです!
 
来年のワールドカップ、そしてオリンピックを楽しむために、今からラグビーに注目です!

                   
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