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2018年10月22日(月)

福原愛 引退表明 "卓球界に残した功績とは"

オリンピックで、2大会連続でメダルを獲得した卓球の福原愛選手が、現役を引退することを表明しました。

これは、福原選手がブログで明らかにしたもので、10月21日午後8時過ぎに自身のブログを更新し、「私は選手としての立場を、ここで一区切りつけることを決意しました」と現役を引退する考えを示しました。

福原愛選手の公式ブログ

福原選手は「2016年のオリンピックから二年が経ち、結婚や出産を経験し、日々育児に励みつつも、競技のことが頭から離れることはありませんでした」とした上で「私が選手としてできることはやり切った、頑張り抜いた、という思いが強くなり、自分が選手としての立場でやるべき使命は果たせたかな、と感じるようになりました」と引退を決意した理由を説明しています。

また「オリンピックではアテネ、北京、ロンドン、リオ、と4度出場することができ、日本代表として2個のメダルを獲得できたことは誇りに思いますし、これまでの全ては私の財産です」などとこれまでの競技人生を振り返っています。

幼い頃から「天才卓球少女」として注目を集めた

全日本実業団卓球選手権大会 (1994年)

福原選手は、宮城県出身の29歳。

両親の影響で3歳から卓球を始め、幼い頃から各年代の大会で優勝を果たすなど「天才卓球少女」として注目を集めました。

アテネオリンピック (2004年)

仕掛けが速いプレースタイルを持ち味に、オリンピックには2004年のアテネ大会から4大会連続で出場しました。

2005年には卓球の世界最高峰リーグである、中国のリーグにも参加して、中国でも人気を集めました。

ロンドンオリンピック (2012年)

2012年のロンドンオリンピックでは、女子団体で日本卓球史上初のメダルとなる銀メダルの獲得に貢献。

リオデジャネイロオリンピック (2016年)

リオデジャネイロ大会でも団体で銅メダルを獲得しました。

江宏傑選手と福原愛選手

リオデジャネイロ大会の後、台湾の江宏傑選手と結婚して競技の一線を離れ、去年10月に第一子を出産しました。

今後について福原選手は、ブログの中で「これからは選手とは別な立場で、これまで支え続けてくれた皆様に、卓球を通して恩返しをしていきたいです」と記しています。

福原愛が卓球界に残した功績

福原選手は、躍進が続く日本卓球界に大きな功績を残しました。

幼い頃から各年代の大会で優勝するなど「天才卓球少女」、「愛ちゃん」の呼び名で人気を集めた福原選手。

人気だけでなく、実力も兼ね備えたトップ選手として長年、日本卓球界を引っ張ってきました。

福原選手にあこがれて卓球を始める子どもも多くいるなど、国内の普及と強化にも大きく影響を与えました。

宮崎義仁強化本部長

日本卓球協会の宮崎義仁強化本部長は、「保護者の方々が『うちの子どもを愛ちゃん2世にしたい』という人が多く、そういう中で育った選手たちが今、日の丸を背負って戦うようになっている」と話しました。

石川佳純選手

福原選手の背中を追い、ロンドンとリオデジャネイロの2つのオリンピックをともに戦って団体のメダルを獲得した25歳の石川佳純選手を筆頭に、18歳の伊藤美誠選手や平野美宇選手など、世界の舞台で活躍をする若手選手が次々と登場。

伊藤美誠選手

平野美宇選手

さらに、こうした女子の活躍や人気の高まりに刺激を受けた男子もリオデジャネイロ大会の団体で銀メダルを獲得し、その後も15歳の張本智和選手が急成長を遂げています。

張本智和選手

宮崎強化本部長は「福原選手が中心にいたからこそ、男女とも今の日本卓球界があるし、けん引役を果たしてくれた」とたたえました。

卓球界にとどまらない幅広い人気と知名度で活躍を続けた福原選手。その功績は今後、若手選手たちに引き継がれていくことになります。

                   
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