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2018年10月19日(金)

カヌー、カヤック、スラローム... って、なにそれ呪文!?

今回ご紹介するのはカヌー競技のスラローム

おなじみのカヌーには複数の種目があり、その中の1つです。

「カヌー」の中に存在する「カヤック」

カヌーといえば水上で舟をこいで進みますが、ボートとの違いは進む方向。

ボートはこぐと後ろ向きに進み、カヌーは前向きに進みます。

カヌー競技はカヌーとカヤックの2つに分かれ、それぞれ種目のひとつにスラロームがあります。

カヌーにカヤックにスラローム…まるで呪文のようですが、整理すると意外とスッキリ!

カヤックにはポロ、カヌーにはドラゴンカヌーなど気になるものもありますが、今回はどちらにも共通するスラロームに注目です!

カヌーとカヤックの大きな違いはパドル

と、その前に、カヌーとカヤックの違いをざっくりご紹介。

カヌーとカヤックの見た目でわかる大きな違いはパドル。

左:カヌー 右:カヤック

カヌーは片方に水かきのついたパドルを使い、カヤックは両方に水かきが付いているパドルを使います。

パドルの長さや大きさの規定はありませんが、カヤックの場合はだいたいの選手が2メートルほどのものを使用しているそう。

豪快な舟さばきが魅力の「スラローム」

スラロームは、カヌーの中でもかなりエキサイティング!

スラロームは、自然の川や人口のコース内に、上流から下流に向かって20~25か所ほど設置されたゲートを通過しながら、ゴールまでの速さを競います。

コースの全長はトップ選手が90秒ほどでゴールできるのが目安。その日の川の流れや環境によって250メートルから400メートルの間で調整されます。

コースには小さな滝のような段差でホールと呼ばれる難しいポイントもあります。

こちらは超難関のアップゲート。

川の流れに逆らってこぎあがる上級テクニックが必要です。いかに小回り良く素早く回転できるかが重要になります。

これらのポイントをスムーズに通過する舟さばきがスラロームの見どころです!

プラス50秒!?スラロームの厳しすぎる決まり

激流の中、選手はポールに身体や舟、さらにパドルが当たると、プラス2秒のペナルティが課されます。

しかし、さらに厳しいのは、ゲートを通過せずにゴールしてしまったとき。

なんとゴールタイムに50秒も追加という過酷なペナルティが与えられます。厳しい!!

激流の中でいかに舟をコントロールできるかが問われます。

あっ、舟がひっくり返った!一体どうする?

ホールやアップゲートなどの難所では、特にバランスが崩れやすく、舟ごとひっくり返ってしまうこともあるんだとか…!

この舟がひっくり返ることを「沈(ちん)」と呼びますが、沈してしまったら即失格…ではないんです!沈しても失格にも反則にもなりません!

大幅なタイムロスになるのでなるべく避けたい沈ですが、自力で体勢を戻して、再出発可能!

しかし、ひっくり返った時に舟から体が離れてしまうと即失格となってしまいます。

ちなみに、水に慣れ親しんでいるイメージのある選手たちですが、泳げない人も多いそう。

大会では舟から体が離れてしまった選手のために救助隊がロープを構えて待機しているので安心してくださいね。

アジア大会でもメダル獲得!東京オリンピックにも期待!

アクティビティのイメージが強いカヌーですが、れっきとしたオリンピック競技でもあります。

足立和也選手 羽根田卓也選手

まだまだ競技としてはマイナーかもしれませんが、2018年8月に開かれたアジア大会では、カヌー スラロームのリオデジャネイロオリンピック銅メダリスト・羽根田卓也選手が実力通りの金メダル、カヤック スラロームでは足立和也選手が銀メダルを獲得と絶好調!

この調子で東京オリンピックでの活躍も期待しましょう。

                   
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