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2018年9月26日(水)

攻めのゴルフでなるか3連覇!畑岡奈紗

昨シーズン、日本女子オープン2連覇を果たした畑岡奈紗選手。
当時18歳ながら、次の世代を背負っていくという気合をもって臨み、40年ぶりとなる2連覇を達成しました。

しかし、順調に見える畑岡選手にも伸び悩む時期がありました。ターニングポイントを乗り越えた畑岡選手はどのように成長したのでしょうか。

平均250ヤード!飛距離を武器に最年少優勝

畑岡選手が一躍有名となったのは、アマチュアで出場した2016年の日本女子オープンでした。平均250ヤードというドライバーの飛距離を武器に、バーディを量産したのです。

その結果、大会史上初めてアマチュアで優勝、しかも史上最年少でした。

その8日後、畑岡選手はプロ転向とアメリカツアーへの挑戦を宣言。目標は5年以内にメジャーで勝つことでした。

畑岡選手にとって、アメリカツアーは夢への第一歩です。
アメリカの宇宙開発機関である「NASA」が名前の由来である畑岡選手。

畑岡選手が自分で考えたサインも地球をイメージしたもの。世界で勝つ!という想いが込められています。

プロ1年目でのアメリカツアー挑戦には早すぎるという声もありました。
しかし、世界では畑岡選手と同世代の選手たちが結果を出しているのを見て、世界のトップの選手と戦うことで自分のレベルもあげていける、と決意しました。

単身アメリカでの修行は予選落ちの日々

畑岡選手は、たった1人でアメリカでの練習を始めました。専属のコーチもいません。
新たに練習器具を買い、ときには取材スタッフの手すら借りながら、プレーの精度を高めるためにさまざまな練習方法を試します。

しかし、ゴルフの成績は予想以上に振るいませんでした。
試合の半数も予選通過できていないのが現実。一度調子を崩すと、なかなか気持ちが切り替えられず、連続でボギーを叩いてしまいます。

アメリカツアーは日本の試合よりも試合頻度が多く、休む時間もありません。まだ生活にも慣れていないなか、実力を出し切る満足な試合でさえできていませんでした。

「初心に戻る」野球のバットで調子を取り戻せ

久しぶりに日本に一時帰国し、リフレッシュした畑岡選手。
幼いころから通っていたゴルフ場では、すれ違う人々が畑岡選手に声をかけ、励ましてくれました。

そこは、畑岡選手を初心に帰らせてくれる場所です。「打ちっぱなしで250ヤード飛ぶまで帰らない」と決めて練習した日々を思い出しました。

もうひとつ、畑岡選手が調子を取り戻すきっかけとなったものがあります。それは“野球のバット”です。
さまざまなスポーツを経験してきた畑岡選手は、ゴルフと同様に野球にも熱中した日々がありました。

クラブより重いバットを振っていたあの毎日が、ドライバーの飛距離に大きな影響を与えていたのです。

しかしアメリカに来てからは、バットを振っていませんでした。そこで、バットでゴルフボールを毎日150球欠かさず打つ練習を加えることで、畑岡選手はドライバーの復調を狙いました。

ここまでのアメリカツアーは、18試合のうち12試合で予選落ちと厳しい状況。このあと行われた日本女子オープンの結果次第で、アメリカツアーを続けるかどうか決めることにしていました。

帰ってきたディフェンディングチャンピオン

そして迎えた2017年9月28日の日本女子オープン。
前回王者として、誰もが畑岡選手に注目している試合でした。

あれからバットでの練習を続け、ドライバーの飛距離を取り戻した畑岡選手は、予選を2位で通過するという好スタート!

最終日を首位でむかえたものの、2番ホールでは弱点をさらしてしまいました。
一度ミスショットをしてしまうと、立て直すことができずボギーになってしまうという、気持ちの切り替えの悪さです。

しかし、その次の3番ホールでは、アメリカで見つけたその弱点を振り払うため、ミスを恐れず、気持ちを切り替えることに集中して臨みました。

結果はバーディ。畑岡選手にとって、大きな成長でした。

その後も攻めのゴルフを続けた結果、史上2人目の大会2連覇を達成したのです!

2018年アメリカ女子ツアーで初優勝!

そして畑岡選手は、アメリカツアーを続けることを決意し、2018年6月にはみごとアメリカのウォルマートNWアーカンソー選手権で初優勝も経験しました。
しかも日本人最年少記録達成の快挙です!

いつまでも攻める気持ちを忘れない強気な姿勢は、確実に成長につながっています。
2018年9月27日から始まる日本女子オープンで畑岡選手が3連覇できるか、注目です!

                   
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