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2018年8月28日(火)

最年少はなんと9歳!? 新競技 "スケートボード"って?

今大会、初めて実施されている「スケートボード」。2年後の東京オリンピックで採用された新競技です。活躍の中心は、10~20代の若い選手たちです。

競技になった「スケートボード」

まずは今回のアジア大会、日本の笹岡建介選手の華麗な技を見てみましょう!

街なかで滑る若者をよく見かけるスケートボード。IOC=国際オリンピック委員会が重視する若者に人気がある新しいスポーツとして、東京五輪で初採用。

競技としては、制限時間内に会場内に設置されたコースを滑り、技(トリック)の完成度や高さ、スピードなどの総合評価でつけられた点数を競います。

2つの種目「ストリート」と「パーク」

今回のアジア大会では、2種目が行われています。オリンピックと同じ「ストリート」と「パーク」です。

「ストリート」

街なかの斜面や手すりのような障害物を使うコース

「ストリート」は、街なかにあるような障害物を使います。階段や手すり、縁石、坂道などです。披露する技は、障害物に飛び乗って滑ったり、板を回転させたりと多彩です。

選手自身が回りながら板も回し、手を使わずに再び足に戻すというハイレベルな技も魅力です。

「パーク」

複雑なくぼ地のようなコース

「パーク」は、くぼ地のような形を複雑に組み合わせたコースで、直線が中心の「ストリート」に対し、「パーク」は曲線的です。

くぼ地の底から、徐々に急になる曲面の壁を駆け上がって、空中に飛び出します。ここでスリリングなエアを決められるかが見どころです。

選手が若い!

スケートボードは選手の年齢が若いことも特徴です。出場選手の平均年齢(8月28日時点)を計算してみました。男子は21歳(出場25選手)。

女子はなんと17歳!(出場12選手)。なぜ若い選手が多いのか。スケートボード競技を統括する団体、「日本ローラースポーツ連盟」に聞いてみました。

「年齢を重ねるに従って体が大きく、重くなってくると、技のキレや動きが落ちる傾向にあります。国内大会のエントリーも、ほとんどが10代です」という答えでした。

大会最年少、9歳の選手も!

今大会の出場選手の最年少は、なんと男子11歳、女子9歳です。その9歳の選手とは、地元インドネシアから「ストリート」に出場しているアリカ・ノフェリー選手

2009年生まれの9歳は、今回のアジア大会に出場するすべての選手で最年少です。

海外メディアの取材に対してノフェリー選手は、始めたきっかけについて、「7歳のとき、いとこからボードを借りて始めたところ、夢中になった」と話しています。

また母親に試合前の秘密兵器?!を聞いたところ、「アイスクリームを食べると気合いが入る」という証言も。9歳らしいですね。

ノフェリー選手、今の目標は、2年後の東京オリンピック出場だということです。

日本からは4人出場!

日本からは男女あわせて4人が出場。このうち3人が高校生です。

笹岡建介選手

プロスケートボーダーの笹岡建介選手、19歳。スピードと高いジャンプを武器に、ことし初めて開かれた「パーク」の日本選手権で優勝。

「パーク」のアジア大陸選手権でも去年とことし、2連覇を果たしました。アジア大会では「パーク」と「ストリート」両方に出場しています。

四十住さくら選手

高校1年生の四十住さくら選手(よそずみ)は、16歳。ことし初めて開かれた「パーク」の日本選手権、女子の部門で優勝しました。

このほか男子「ストリート」に17歳の高校2年生、池 慧野巨選手(いけ・けやき)。

女子「ストリート」に同じく17歳の高校2年生、伊佐風椰選手(いさ・かや)が出場しています。

日本勢4人がどのような演技を披露するか、そして東京オリンピックの舞台にどうつなげていくのか、注目です。

横山寛生 記者

アジア大会デジタル取材班 
札幌放送局(平成26年入局) 
高校までテニスをしていたものの、今は運動不足に悩む日々。
東京五輪に向け新たな競技を始めようと模索中。

                   
※NHKサイトを離れます

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