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2018年8月22日(水)

"一度死んだ右ひじ"の復活を目指して~競泳 萩野公介~

前回、4年前のインチョンアジア大会で金メダル4個を獲得して最優秀選手に輝いた萩野公介選手。オリンピックの後、右ひじのケガで苦しい時期が続いたエースがアジア大会での復活を目指しています。

前回のアジア大会で大きな飛躍につなげた

インチョンアジア大会(2014年)

前回のインチョンアジア大会で、金メダル4個を獲得して最優秀選手に輝いた萩野公介選手。さらにリオデジャネイロオリンピックで金メダルを獲得して大きく飛躍しました。

右ひじ手術で自分の体と向き合う日々

しかし、オリンピックで金メダルを獲得したあと右ひじを手術。その後の2年間、自分の体と向き合う日々を続けてきました。

萩野公介選手

体を自分自身が感覚として受け入れるのにすごく時間がかかりましたし、自分の考えとしては1回、自分の右ひじは死んだと思っているので。

手術の影響が最も大きく出たのが自由形です。それまでとは、感覚がまったく異なる右ひじと、そのズレをカバーしようとする左腕によって、次第にフォームのバランスが崩れていきました。「最も重要」と位置づける自由形でしたが、4月の日本選手権では、連覇を狙った400メートル自由形で惨敗しました。

腹筋を意識した泳ぎで手ごたえ

アジア大会の直前に行った海外での高地トレーニング。萩野選手は、平井伯昌コーチのアドバイスを受けて、腹筋を意識した泳ぎに取り組んでいました。腕の動きにとらわれていたことがフォームのバランスが戻らない要因だと考えたからです。

平井伯昌コーチ

平井伯昌コーチ

1つのポイントに意識がいきすぎちゃって全体が崩れるみたいな。根本のところは胸郭周りからおなかのところだなと

「腹筋」に意識を置くことで、体の軸が安定。両腕の動きのズレも徐々に修正され、萩野選手は手応えを感じていました。

萩野選手

ちゃんとおなかを使って足を打つみたいなことを考えて泳ごうと思っていますし、それをしたことによって少しずつはよくなってきているので

アジア大会で復活のきっかけを

東京オリンピックへ最後のスタートラインと位置づけるこの夏。萩野選手は、特別な思いのあるアジア大会で、復活へのきっかけをつかもうとしています。

萩野公介選手

2014年のインチョンアジア大会でいい結果を出すことによって自分自身、すごく自信がついたところがありましたし、何か起こるんじゃないかなと思ってますけどね。

安留秀幸記者

平成22年入局 北九州局からスポーツニュース部へ
競泳を担当して2年目、メダルラッシュが期待される選手たちを追いかけて国内外問わず取材に邁進中

                   
※NHKサイトを離れます

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