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2018年8月21日(火)

柔道女子 素根輝「飛躍を目指す若手のホープ」

アジア大会で飛躍を目指す若い選手を紹介します。柔道女子78キロを超えるクラスのホープ、素根輝選手(あきら)。18歳です。ことし体重無差別で日本一になるなど、急成長を遂げています。

”絶対に自分が一番強い”

素根選手は、福岡県久留米市の高校3年生。普段は笑顔の絶えない女子高生です。今年4月の全日本女子選手権で初優勝。東京オリンピックの代表に名乗りをあげました。

素根輝選手

”絶対に自分が一番強い”と思って試合をしています。

柔道 金鷲旗 (2018年)

素根選手が強さを見せたのが、先月行われた国内最大級の高校生の大会。2日間で15人を抜く圧倒的な強さで、チームを連覇に導きました。

素根輝選手

自分が全員抜くという気持ちで臨んでいたので、そこはしっかりやりきれた。

「組み手」が鍵を握る

柔道グランドスラム・パリ (2018年)

アジア大会を見据え、いま対策を練っているのが「外国選手との戦い方」です。素根選手は、身長1メートル62センチとこのクラスでは小柄です。中国や韓国のトップ選手とは、20センチ近い差があります。

小柄な素根選手が勝つために重要だと考えているのが「組み手」です。上背のある外国選手は素根選手の首の後ろや背中をつかんで引きつけ、動きを封じてきます。相手にひきつけられずに距離を取る「組み手」が出来るかが、鍵を握ります。

素根輝選手

相手が下げてきたり、奥襟をとってひきつけてくる選手が多い。自分が小さいので、上につきあげる感じで組んでいます。

腕で突き上げて相手との距離を取る。そこに飛び込んで、技をかけるのです。日本代表の合宿でも、体の大きな男子選手相手に突き上げて距離を取る練習を繰り返していました。

オール「一本」で優勝を

東京オリンピックまで2年。アジア大会で素根選手が目指すのはただひとつです。

素根輝選手

オール一本で優勝します。アジア大会で優勝することが来年の世界選手権、東京オリンピックというふうにつながっていくと思います。

まずはアジア大会で絶対に優勝というのが絶対条件。しっかりここで優勝できるよう準備していきたいです。

素根輝選手(写真 左) 朝比奈沙羅選手(写真 右)

素根選手の階級には、去年の世界選手権2位の朝比奈沙羅選手という、東京オリンピックの代表を争う強力なライバルがいます。ことしになって素根選手が直接対決で2連勝と、差をぎゅっと縮めています。伸び盛りの18歳。アジア大会を飛躍のきっかけに出来るか、楽しみです。

中嶋麻貴子

スポーツ番組部ディレクター

                   
※NHKサイトを離れます

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