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2018年8月16日(木)

さすが忍者の国!?ボルダリング大国・日本

スポーツジムでも気軽にできるところが増え、私たちの身近なスポーツとなってきたボルダリングですが、競技面でも日本はボルダリング大国!

ボルダリング ワールドカップ 国別ランキングで、4年連続1位なんです!

大活躍中の 注目選手!

さっそく、期待の選手をご紹介しましょう。

2017 スポーツクライミング W杯 ベイル大会 ボルダリング

まずはボルダリング界をリードする存在の野口啓代(あきよ)選手。過去4度ワールドカップで年間チャンピオンに輝いている実績の持ち主です。さらに2018年シーズンでは、重慶大会、泰安大会、八王子大会と3大会で優勝と絶好調!

野中 生萌選手

そして、今年のワールドカップで優勝1回、さらに5戦連続で準優勝しているのが野中 生萌(みほう)選手。日本クライミング界きっての期待の成長株です。

楢﨑智亜選手

男子では、2018年4月のモスクワ大会で見事優勝した楢﨑智亜(ともあ)選手に注目。じつは楢﨑選手はIFSCクライミング世界選手権パリ2016大会で日本人として初優勝を決めた選手なのです。

杉本怜選手

他にも、6月の八王子大会で3位、アメリカ・ベイル大会で優勝とワールドカップ2大会連続で表彰台にあがった杉本怜選手にも期待が高まります。

日本強し!さすが忍者の国?だけありますよね…

ボルダリングってどんな競技?

ボルダリングと聞くと、自由に壁のデコボコを使って登るというイメージがありませんか?

しかし、競技としてのボルダリングはもちろん、しっかりとしたルールが定められています。

競技用の課題。課題は色ごとにわかれており、奥まで複数の課題が設置されている。

ボルダリングをざっくり説明すると、高さ約5メートルの壁に設定された複数のコース(課題と言います)を何課題登ることができたかを競う競技です!

1課題につき制限時間は4分。制限時間内にゴールを意味するトップホールドを両手でつかめば完登。

一番上が「TOP」ホールド

より多くの課題に登り切った選手が上位になりますが、同じ課題数を登った場合は、コース内に設けられたゾーンと呼ばれるポイントを獲得した数で上位を決めます。

右下にあるのが ZONE

さらにゾーン獲得数も同じ場合は、トライ数(上った回数)が少ない選手が順位は上となります。

課題は大会ごとに新しく作られ、選手はオブザベーションと呼ばれる試合前の課題の下見のときに初めて課題を知ることになります。

オブザベーションの様子

オブザベーションは各課題2分、全選手合同で行われます。他の選手が登っている様子も見ることはできないため、選手全員同じ条件で挑むことになります。

焦っていきなりスタートするのは危険?!

ボルダリングは、制限時間内に少ないトライ数で登りきることができればいいので、どれだけ残り時間が少なかろうが順位には影響しません。

なので、競技が始まってすぐ登り始めるのは、じつは危険な行為!

というのも、ボルダリングは壁をよく見て、あらかじめどのルートで登るか戦略を考えることが非常に重要です。

きちんと戦略を立てないと、次のホールドに手が届かなかったり、行き止まりになったり、力が入らない体勢になってしまうことも。

途中で行き詰ってやり直しをするとトライ数が増えてしまい、たとえ完登できても不利になってしまいます。

壁を登る前に、どのようなルートで行くのか、それぞれ右手でつかむべきか、左手でつかむべきか…などを考えてから登り始めるのがとっても重要です。

ボルダリングとは、筋力と知力が要求される、見ていてるだけでもハラハラしてしまうスポーツなのです!

形によって難易度が違う「ホールド」

壁についている、このでこぼこのことをホールドと言います。ホールドには、さまざまな形や大きさがあります。

ガバっと持ちやすい「ガバ」。

指先しかかけられない、かなりなくせ者な「クリンプ」。

しっかりつかめれば安定感がある「ピンチ」。

それぞれ難易度が異なります。

ボルダリング=スポーツクライミングではない!

2020年に開催される東京オリンピックでは、新たに「スポーツクライミング」という競技が採用されました。

が、ボルダリング=スポーツクライミングというわけではありません!

というのも、スポーツクライミングには3種目あり、その中の1つがボルダリングなのです。

15メートル以上の壁を登った"高さ"で競う「リード」、15メートルの壁を登り切った"速さ"で競う「スピード」、そしてボルダリングを合わせて、スポーツクライミングと言います。

オリンピックでは、この3種目の競技の合計でメダルが競われるので、ボルダリングだけではない、総合力が求められるのです!日本はリードでも世界有数の実力国ですが、スピードは他国に後れを取っており、この種目の強化が注目されます。

東京オリンピックをより楽しむために、今からスポーツクライミングにもぜひ注目してくださいね!

                   
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