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2018年8月13日(月)

犬より速い!?快足スプリンター山縣亮太

日本のレベルがどんどん上がっている陸上・男子100m。
中でも注目されているのが、リオオリンピックのリレーで銀メダルに貢献、そして、今年6月に行われた日本陸上競技選手権大会でも、優勝を決めた山縣亮太選手 です。

史上2人目の9秒台、そして日本最速を目指せ!

昨年9月の大会で100メートルを10秒00で走り、日本歴代2位タイという成績を残した山縣選手。今、日本最速記録への期待がかかっています。

山縣選手の武器のひとつは、スタートダッシュの反応時間。

自己ベストは0.107秒。この反応の速さは、リオオリンピックの時のウサイン・ボルト選手をも上回ります。

さらに山縣選手のもうひとつの強みが、本番でのメンタルの強さ。

過去2回、オリンピックの舞台で自己新記録を更新しているのです!

そんな山縣選手がいま目指しているタイムは日本記録を超える「9秒8」。

これはリオオリンピックならメダルが獲れたタイムですが、彼の強みが遺憾なく発揮できれば可能だと言われる、期待のスプリンターなのです!

犬との追いかけっこに勝利!?山縣少年快足伝説

山縣選手の地元は広島県。足の速さは、小さい頃から大人たちを驚かせていたと言います。

例えば、小学校一年生の亮太少年が子犬と遊んでいたとき、その母犬が怒って追いかけてきても、犬よりも速く走り、そのまま逃げ切ったこともあったんだとか!

もちろん地元の大会でも、ぶっちぎりで大会新記録を出して1位に輝きます!

当時から腰の位置が水平でぶれないという、指導者も驚く美しいフォームだったそうです。

そして高校1年生で国体に出場。10.66秒というタイムで、全国制覇を成し遂げました。

初めてのオリンピックだったロンドンオリンピックでは準決勝に進出し、自己ベストを更新するなど、快足伝説の数々を作り上げてきた陸上の天才なのです!

じつは“遅すぎる”!?山縣選手の素顔に迫る!

山縣選手の身近な人に、山縣選手の素顔について聞いてみると…「遅い!」のオンパレード!

というのも、山縣選手はとてもマイペースなんです。

例えば、リオオリンピックで話題になった、リレーの決勝前の「侍ポーズ」。

見返してみると、山縣選手だけ一歩遅れてポーズしているんです!

さらに、練習前の早朝と、練習後の夜遅くの1日2回行くほど、釣りが大好きな山縣選手。

そのせいか、釣りに行くと「帰ってくるのがめちゃめちゃ遅い」とコーチに言われてしまうことも…。

そして最後に山縣選手が遅いこと、それは掃除です!

部屋の片づけがあまり得意ではない山縣選手は、3時間かけても掃除が終わらないこともあるんだとか!

競技中は速く駆け抜ける分、私生活はスローペースに過ごすことでバランスをとっているのでしょうか?

魚さばきはプロ並み!こだわりの食事を大公開!

私生活のスローな様子がうかがえましたが、なんと山縣選手には陸上以外の特技が…!

それは、魚をさばくこと!

釣り好きということもあり、釣った魚は「亮太」と刻まれたマイ包丁を使って自分でさばき、料理しているそうです。

さらに、普段の食事も自炊をしているのだとか!

練習で時間がなく、疲れているにもかかわらず、この美しい一汁三菜メニュー!本人曰く、ずいぶんこだわる性格なんだそうですよ!

そのこだわりはお刺身を作るときにも発揮されます。切り方を変え、食感が変わるようにこだわってさばく姿はまるで板前さん。

新鮮でおいしいお魚たちも、山縣選手の力になっているのかもしれませんね!

孤高の天才 山縣選手が出会った運命のトレーナー

山縣選手は他の一流選手のように専属コーチを付けることなく、たった1人で練習を重ねていました。ロンドンオリンピックでは日本人で唯一の準決勝進出を決め、「孤高の天才」ともてはやされました。

しかし、オリンピック以降タイムに伸び悩み、ロンドンオリンピック後3年間は自己ベストを更新できず、限界説までささやかれるまでに。

リオオリンピックまであと1年、というところで所属している会社から紹介されたのが仲田健トレーナーです。

仲田さんは柔道の金メダリストや有名プロゴルファーなどを指導してきた身体づくりのプロフェッショナルです。

しかし、山縣選手はずっと独学でやってきたため、「他人に自分の身体がわかるわけがない」と最初は嫌だったと言い、態度にも出していたそう。

そんなある日、「トレーニングをやめて君の話を聞こうか?」と、仲田さんが持ち掛けると日ごろの悩みを2時間にもわたってぶつけました。

その不安を仲田さんが一つ一つ丁寧に解消してくれたところから、2人の関係にも変化が表れ、「仲田さんのもとでやればもっと強くなれる」と確信できるまでになりました。

身体づくりを見直したことで走りにも変化が表れ始め、リオオリンピックでは自己ベストを更新。その年には1年間で自己ベストを3度も更新したそうです。そして、去年、日本記録2位タイとなる10.00をマークしました。

ここからさらに進化し、東京オリンピックでは自己新記録、そして9秒8をきっと見せてくれるはずです!

                   
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