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2018年8月11日(土)

アジア大会の見どころ -陸上編-

日本陸上競技連盟は、2020年の東京オリンピックまでの道のりを考え、「まずはアジアでナンバーワンを目指す」とアジア大会を今シーズンの最重要大会に位置づけ、国内のトップ選手たちを派遣します。

最大の注目は男子100メートル

山縣亮太選手(写真 左)  ケンブリッジ飛鳥(写真 右)

まずは男子短距離。最大の注目は男子100メートルです。出場選手は日本歴代2位の10秒00の記録を持つ山縣亮太選手と、10秒08のケンブリッジ飛鳥の2人です。去年、桐生祥秀選手が日本選手初の9秒台となる9秒98をマークし、世界との距離がぐっと縮まり、いまや陸上で最大の注目を集める種目になりました。

選考会だったことし6月の日本選手権では、桐生選手が3位に終わり代表権を逃し、優勝した山縣選手と、2位のケンブリッジ選手がアジア大会の切符をつかみました。国内最速のタイムを持つ選手が勝てないほど、複数の選手によるレベルの高い争いが続いています。

今回のアジア大会では、山縣選手とケンブリッジ選手が桐生選手に次ぐ9秒台を出せるか、さらに9秒98を更新する日本記録が生まれるのかに注目です。ライバルは、ことし6月に9秒91のアジアタイ記録をマークした中国の蘇炳添選手(そ・へいてん)など9秒台の選手を擁する中国勢で、金メダル争いにも注目が集まります。

金メダルとアジア記録更新に挑む

ケンブリッジ選手 多田選手 桐生選手 山縣選手 (写真 左→右)

男子400メートルリレーは、日本陸連が東京オリンピックで金メダルを目指す種目です。山縣選手とケンブリッジ選手に、個人種目での代表を逃した桐生選手と、多田修平選手が加わった4人で臨みます。ライバルの中国に対し、伝統のアンダーハンドパスで、金メダルとともにアジア記録の更新に挑みます。

男子競歩 アジアで圧倒的な力の差を

男子競歩は、いまや個人種目で最も世界と渡り合っている種目。東京オリンピックでは
金メダルを目指します。男子50キロで、リオデジャネイロオリンピック銅メダルの荒井広宙選手(ひろおき)は出場しませんが、いずれの種目にもトップ選手が出場することになっていてアジアで圧倒的な力の差を見せたいところです。

男女マラソン 復活に向けて大胆な改革

井上大仁選手(写真 左)  園田隼選手(写真 右)

男女のマラソンは、低迷からの復活に向けて大胆な改革が行われています。その1つが、東京オリンピックの代表選考レースとして新たに設けられたMGC=「マラソングランドチャンピオンシップ」です。

東京オリンピックのマラソン代表のうち、男女それぞれ2人はこのレースで選考されます。今回のアジア大会には男子は、MGCの出場権をもつ井上大仁選手と、園田隼選手が出場します。井上選手はことしの東京マラソンで、日本歴代4位の記録をマークしました。

2年後の五輪につながることに期待

金井大旺選手 湯上剛輝選手 福島千里選手 (写真 左→右)

インドネシアで開かれる今回の大会は、真夏の暑さが懸念される東京オリンピックを想定して貴重な経験を得る場になり、アジアでどこまで存在感を示せるのか、2年後の大会につながることが期待されます。

そのほか、ことしの日本選手権で日本記録を更新した、男子110メートルハードルの
金井大旺選手(たいおう)。男子円盤投げの湯上剛輝選手(まさてる)がさらに記録を更新させるか。また、男子に比べ強化の面で苦戦している女子では100メートルと200メートルの代表で短距離のエース、福島千里選手などが巻き返しをかけて出場します。

東京オリンピックに向けた足がかりにすることができるかが問われる大会となります。

松井晋太郎記者

ネットワーク報道部

佐藤滋記者

スポーツニュース部

山本脩太記者

スポーツニュース部

                   
※NHKサイトを離れます

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