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2018年8月1日(水)

渡部香生子 復活をかけて挑むアジア大会

8月にインドネシアで開かれるアジア大会。この大会に復活をかけているのが、競泳女子平泳ぎの渡部香生子(わたなべ・かなこ)選手です。2年前のリオデジャネイロオリンピックで挫折を経験しましたが、世界記録を持つ同級生のことばを胸に練習に向き合ってきました。

2年ぶりの日本代表入り

4月に行われた日本選手権。最終日の女子200メートル平泳ぎで、渡部香生子選手は2年ぶりに日本代表に選ばれました。

渡部香生子 選手

ここで満足していては次にいけないと思うので、また気持ちを切り替えて練習を積んでいきたい。

リオ五輪の準決勝で敗退

競泳世界選手権カザン大会 女子200m平泳ぎ決勝 (2015年)

渡部選手は3年前の18歳の時に世界選手権の女子200メートル平泳ぎで優勝。翌年のリオデジャネイロオリンピックではメダルを狙っていました。

リオデジャネイロ五輪 競泳女子200m 平泳ぎ準決勝 敗退(2016年)

しかし、プレッシャーから力を発揮できず準決勝で敗退。大会後は水泳を離れることも考えたといいます。

渡部香生子 選手

水泳がほんとうに嫌いくらいになっちゃって、やめようかなと思ってたくらいだった。

立ち直るきっかけは一平選手の言葉

失意の中、立ち直るきっかけとなったのが、一緒にオリンピックに出場した大学の同級生、渡辺一平選手の言葉でした。

ぼろぼろで終わったときに一平に『おまえが去年がんばったからおれはことし頑張ったんだよ』と言われて。その言葉が心にすごくぐさっときて・・。

名字が同じ「ワタナベ」ということで注目されていた2人。一平選手は、落ち込んでいる香生子選手を黙って見ていられなかったといいます。

渡辺一平 選手

渡辺一平選手

素直な気持ちというか、あいつには活躍してほしいですけど、僕あいつに負けたくないんで。

一平選手の食らいつく姿勢に刺激を受けた

渡辺一平 選手(写真 左) 渡部香生子 選手(写真 右)

オリンピック後はケガもあって成績が振るわなかった香生子選手。去年、練習環境を変え一平選手と同じチームで練習するようになりました。そこで驚かされたのが、一平選手の練習への姿勢です。

男子200メートル平泳ぎの世界記録を持つ一平選手。きついメニューにも決して妥協することなく日々、追い込みます。その姿に刺激を受けた香生子選手。一平選手に食らいついていくことで、「勝ちたい」という思いが強くなりました。

仲間のためにも優勝を

復活をかけて挑むアジア大会。
支えてくれた仲間のためにも優勝を勝ち取る覚悟です。

タイムもそうですけど、勝負にもしっかりこだわりながら、やっていきたい。たぶん一平選手も負けず嫌いなので、負けたくないと思ってやっているので私も負けないように頑張ります。

安留秀幸 記者

平成22年入局 北九州局からスポーツニュース部へ
競泳を担当して2年目、メダルラッシュが期待される選手たちを追いかけて国内外問わず取材に邁進中

小倉正彦カメラマン

平成13年入局 初任地は岐阜局で現在は映像取材部スポーツ班。ファインダー越しに選手たちの一挙手一投足を追いかけるカメラマンでありながら、選手たちにも積極的に話しかけ情報を取りに行くジャーナリスト。

                   
※NHKサイトを離れます

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