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2018年6月22日(金)

"食"で選手を支える!専属シェフ

日本代表選手たちを食事の面から支える人がいます。福島県南相馬市出身のシェフ、西芳照(よしてる)さん。チームの専属シェフとして現地で選手たちの食事を作ります。西さんにチームを支える思い、地元の福島への思いを聞きました。

福島のサッカーファン自慢のスタジアムグルメ

サッカーJ3、福島ユナイテッドFCの公式戦。スタジアムの外にあるフードパークにいつも行列ができる店があります。腕をふるうのは、サッカー日本代表の専属シェフ、西芳照さんです。西さんの料理は、日本代表選手も食べるとあって、大人気。福島のサッカーファン自慢のグルメです。

また、西さんは、お店で出す料理に、福島県の食材を意識して使っています。

この日のメニューは、旬を迎えたアサリをふんだんに使ったパスタ、“相馬産アサリのボンゴレロッソ”です。

やっと漁も始まりましてね、見たとおり粒も大きくて、味わいも、味もしっかり乗って、いいアサリですので。

やはり福島県の食材を使って、福島県の人はもとより、県外から来た人にも福島の食材を知ってもらいたいという気持ちでメニューを考えています。

Jヴィレッジのレストランで総料理長を務める

Jヴィレッジのレストランで総料理長を務めた西さんは、サッカーとかかわるようになり、4年前のW杯ブラジル大会のあとから、福島ユナイテッドFCのJリーグ公式戦でお店を出すようになりました。

W杯日本代表専属シェフとして選手を支える

2004年からサッカー日本代表専属シェフとして、チームに帯同するようになった西さん。2006年ドイツ大会からワールドカップで日本代表選手を支えてきました。今回のロシア大会で、4回連続のワールドカップに挑みます。

選手の皆さん一番人気があるのは、ふだん日本で食べている料理です。やはり家庭の料理・おふくろの味みたいなものを選手の皆さんから求められます。

会津のお味噌とか、いわき四倉のうどんとかですね。

海外に行くと、選手の皆さん、福島どうなんですか?とか、非常に心配してくれてますので、福島の食材を使った料理を出すと、あ、これ福島のなんだと。
逆に食べることによって皆さんも福島のみんなも頑張ってくれるのかなと。
そういうことを言葉に出してね、言ってくれてますので選手の皆さんやスタッフみんな、福島を応援してくれているという思いで感謝しています。

震災後2回目のワールドカップ

ワールドカップロシア大会に向け、福島県で西さんの壮行会が行われました。渡された福島ユナイテッドの旗には、サッカーファンの日本代表への思いと福島への思いが書き込まれていました。

震災後2回目のワールドカップですけども、復興はまだまだという部分がたくさんあると思います。
少しずつでもいい成績を残して、福島の皆さん、日本中みんなそうですけど、なるべくこう、みんなに少しでも元気になってほしい。スポーツってそういう力があると思ってますので。

ベスト16、その上を目指して、選手の皆さんと一緒に頑張ってきたいと思います。まあ、それが福島の県民の皆さんの元気につながるんじゃないかなというふうに思います。頑張ってきます。

勝利を信じて魂を込めて料理

今回の大会では、西さんはオーストリアでの事前合宿からチームに帯同し、選手の1日3食の食事を任されています。食事のメニューを考える上で、大切にしていることについて「食べたときに選手たちがホッとするような、家庭の味を心がけている」と話し、日本から持ち込んだ調味料や食材を使って、心身ともにリラックスできるような味付けを心がけているといいます。

また、試合前日にはエネルギー源となる炭水化物を十分摂取できるよう、ご飯が進んで、かつ栄養価も高い、うなぎを調達して提供しているということです。

勝利を信じて、魂を込めて料理を作っている。

この大会で少しでもいい成績が残せるよう、自分もしっかりと料理を作っていきたい。

                   
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