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2018年6月9日(土)

出場国を食べ尽くす!食からみるワールドカップ 〜グループE〜

2018 FIFA ワールドカップに出場する各国の料理を食べ尽くすこの企画もいよいよ折り返し。前半の4グループ16か国を終え、後半に入ります。

グループEは、優勝候補の筆頭のブラジルのいるグループ。サッカー王国は食の分野でも強さを見せるのか?他の3か国、スイスはチーズのイメージがありますが、コスタリカ、セルビアはどんな代表を送り込んでくるのか!興味津々です。

ブラジル代表 フェイジョアーダ

ブラジルは言わずと知れたサッカー王国。21回開催されているワールドカップにおいて、21回全てに出場し、5回優勝しています。世界ランキングは2位(2018年5月17日現在。1位はドイツ)。サッカーと言えばブラジル、ブラジルと言えばサッカー。サッカーの代名詞的な存在です。

さて、そんなブラジルの料理をいただくため、訪れたのは日比谷。日比谷駅直結のこちらのお店です。

楽器がいたるところに置いてあり、ブラジルの陽気な雰囲気が伝わってきます!

お話をうかがったのは店長の波江野さん。では、早速聞いちゃいます!

店長の波江野さん

記者:サッカーと言えばブラジル!ブラジルを代表する料理を教えてください!

波江野さん:ブラジルを代表する料理といえばこちら。ブラジルの伝統料理、フェイジョアーダです!黒豆とお肉を煮込んだ栄養満点の料理ですよ。

フェイジョアーダ(小) 880円(税抜)

お!これは美味しそう!

このフェイジョアーダ、ブラジルでは国民食と呼ばれるほど一般的な料理なんだとか。

ご飯にかけて食べるというスタイルが、カレーを連想させ、食欲をそそります。

さっそくご飯にかけていただきます!

一口食べた印象は、塩気が強めのビーフシチューのような味わい。しかし黒インゲン豆が入っているため、食感はお汁粉にも似ています。スープでもシチューでもない、不思議な食感です。

波江野さん:フェイジョアーダにはスペアリブやテール、塩漬けの牛肉などが入っています。スタミナ満点の料理ですよ。

なるほど。それはアスリートにもバッチリなメニューですね!

野菜たっぷりのビネガーソースをかけると、さっぱりといただくことができます。

フェイジョアーダを分析してみるとこんな感じ!

ごろごろ入ったお肉がインパクト大!ボリューム満点で、お腹が大満足になるメニューでした!

記者:波江野さん、ブラジルは予選リーグを突破してくれるでしょうか?

波江野さん:もちろん!むしろ、決勝に進んでもらわないと困ります(笑)ブラジルには優勝目指して頑張ってもらいたいですね!

スイス代表 ラクレット

続いてはスイス。ワールドカップには10回出場し、ベスト16に何度も入っている実力国ですが、実はベスト4以上はまだありません。今大会こそ初のベスト4入りを狙います。

スイス料理を求めて訪ねたのは京王線・仙川駅から歩いてすぐのこちらのお店。

清潔感のある広々とした空間に、オシャレなインテリアが並びます。

お話を聞いたのはメインシェフの板倉さん。

メインシェフの板倉さん

スイスの料理というとチーズが思い浮かびますが、どんな料理が選ばれるのでしょう。

スイスを代表する料理をおしえてください!

板倉さん:スイスを代表する料理としてはぜひラクレットをおすすめしたいです。

出ました、チーズ!

「ラクレット」とは、フランス語で「削ぐ」という意味。オーブンで温めたラクレットチーズを、目の前で削いで野菜にかけていただきました!

ラクレット 1,000円(税込)

アツアツ、トロトロのチーズがたっぷりかかった野菜は絶品!色も鮮やかで食欲をそそります!

柔らかいラクレットチーズの食感と、野菜のシャキシャキ感で口の中が楽しくなります。

まろやかなうまみとコク、トロっとした食感を丸ごと楽しめるのはラクレットならでは。チーズ好き必見ならぬ必食の料理です!

板倉さん:スイスでは家庭でもラクレットを食べます。家庭にもラクレット専用グリルがあることが多いんです。

ラクレットを分析してみるとこんな感じ!

記者:スイスは5月17日付のFIFAランクで8位。着実に力をつけている国ですが、ワールドカップで期待することは何ですか?

板倉さん:スイスは人間だけでなく、動物にもやさしい国です。もちろん日本も応援していますが、スイスの魅力を知っている以上はスイスに頑張って上位を目指して欲しいと思います!

コスタリカ代表 ガージョピント

コスタリカといえば、前回2014年のワールドカップにおいて劇的な勝利が話題になりました。「死の組」と呼ばれるグループDで強豪国イタリアを制し、ダークホース的なイメージを世界中に知らしめたのではないでしょうか?

そんなコスタリカの料理がいただけるのは、四ツ谷にあるこちらのお店。

店内には中南米の国々の国旗が飾られていてムード満点です!

キュートな笑顔で出迎えてくれたのは、日本に来て2年目になるジェカテリナさん。

スタッフのジェカテリナさん

とても上手な日本語で応えてくれました。

ジェカテリナさん:コスタリカといえばガージョピント!スペイン語で“斑点模様の雄鳥”という意味があるんですよ。コスタリカの家庭でよく食べられていて、主に朝食として食べることが多いです。

こちらがガージョピント。

ガージョピント 1,180円(税込)

ライスの中に豆が入っていて、赤飯のような見た目です。

たしかに斑点模様に見えなくもない、かも……?

食べてみると、風味はドライカレーのようにスパイシーで、日本人の味覚にとっても合います。あまりにも食べやすいので日本風にアレンジしているのかな?と思いきや、ほぼ現地の味付けのままだとか。

ちなみに、お米が黒っぽいのは豆を煮出したときの色。

店長のエミリオさんによると、前日の夕飯で残ったご飯を使って、朝食に作ることが多いそう。残りご飯を有効活用した、コスタリカのお母さんたちのアイディアメニューですね。

食べごたえがあるので、朝食として食べたら元気が出そうです!

ガージョピントを分析してみるとこんな感じ!

記者:店長のエミリオさん!今回のワールドカップもコスタリカには期待できそうですか?

エミリオさん:もちろんです!4位くらいに入れたら嬉しいですね。当然、勝つことは大切ですが、それ以上に中米の小さな国にスポットが当たることを期待しています!

セルビア代表 サルマ

グループE、最後はセルビア。

セルビアは、かつてはユーゴスラビア代表、セルビア・モンテネグロ代表としてワールドカップに出場してきました。その実績も合わせると今回で12度目の出場となります。

国土が8つの国に隣接していて、さまざまな文化が融合しているセルビアはきっと料理も味わい深いはず!

ところが、世界中の料理を堪能できる都内といえどもセルビア料理店の数は少なく、なかなか苦戦…。

…ということで、今回は少し足を伸ばしていざ横浜へ!

店内にはクラシック音楽が流れ、おしゃれで洗練された雰囲気。

バーテンダーのご主人とこのお店を営んでいる北條久美子さんが出迎えてくれました。

北条久美子さん

北條さん:セルビアの人はとにかくよく食べる。大勢で集まってワイワイと食事を楽しむのが好きで、いつもボリュームたっぷりの料理でお客さんをもてなします。そこでよく作られるのが今回選んだ、焼きロールキャベツのサルマです。塩漬けで1カ月ほど発酵させたキャベツを使った料理です。

サルマ 1,200円(税別)

おお!熱々の器にロールキャベツがびっしり!
発酵させたロールキャベツは前回のクロアチアでも出てきましたが、こちらは焼いてあります。

小皿に取り分けるとこうなります。

さあ、いただきます!

中にはひき肉、そして何とライスがぎっしり。セルビアでは、料理の具材としてライスを入れることが多いそうで、お米は日本のものに似て小粒でふっくら。肉汁をたっぷり包み込んで、口の中でとろけるようにマイルドな味わいが広がります。

北條さんによると、お隣のクロアチアでも食べられていて、二日酔いに効くといわれているんだとか。

北條さん:もともとキャベツに付いている乳酸菌と塩で発酵させます。味わいを保つためにあえて最初に洗わず、塩漬けした後に、余分な塩分とともに流します。ひき肉は牛肉と豚をミックスしていますが、羊肉を使っても美味しいですよ。

……と、ここで突然パンとスープのアシストが!

プネェナ・ポガチャ(チーズとハムのパン)200〜300円と、リブリャ・チョルバ(魚のピリ辛スープ)600円(税抜)

これは反則退場か!?と思いきや、セルビアはパンが主食で、主菜やスープと一緒によく食べるのだとか。

あらためてサルマを分析するとこんな感じ!

記者:これまでオシムさんやストイコビッチさんをはじめ、旧ユーゴ圏から多くの選手や指導者が日本に来て、Jリーグで活躍してきました。日本とご縁のある国だけに応援に力が入りますね!

北條さん:私、実はほとんどサッカーのことを知らないんです(笑)。でも、セルビアとなれば特別。頑張ってほしいです!セルビアの人は体も大きく、身体能力も高いので、その気にさえなれば、ワールドカップでもいいところまで勝ち上がれると思いますよ。

以上、グループE各国の料理でした!

グループEは見事にバラエティに富んだ展開となりました。グループFもお楽しみに!

                   
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