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2018年6月7日(木)

瀬古とイカンガー 東京五輪をきっかけに再会へ

過去に名勝負を繰り広げ、当時の陸上ファンをくぎづけにした瀬古利彦さんとジュマ・イカンガーさん。この2人が東京オリンピックの開催をきっかけに今年山形県で再会することになりました。

福岡国際マラソンで競い合ったライバル

1988年 びわ湖毎日マラソン 瀬古利彦

瀬古利彦さんといえば、1970年代後半から80年代にかけて世界と渡り合った日本マラソン界のスター。オリンピックにも2回、出場しました。

1984年 東京国際マラソン ジュマ・イカンガー

瀬古さんより1歳下のイカンガーさんもタンザニア代表としてオリンピックに出場した名ランナーです。

1983年 福岡国際マラソン ゴール前、競い合う2人

イカンガーさんは日本のレースにもたびたび出場。1983年、福岡国際マラソンでの瀬古さんとの名勝負は、当時の陸上ファンをくぎづけにしました。

きっかけは東京オリンピック・パラリンピック

世界で活躍した往年の名ランナー2人が、再来年の東京オリンピック・パラリンピックをきっかけに今年、山形県内唯一のフルマラソンである長井マラソンで再会するというのです。

山形県長井市は2020年東京大会でタンザニアのホストタウンとなっていて、市の訪問団が去年、マラソン代表チームの事前合宿を誘致するためタンザニアまで行きました。

そこで会ったのがイカンガーさん。このとき長井市を訪問したいとイカンガーさんから希望が出て、今回の招待が実現したのです。

「2つの国の架け橋になりたい」長井市職員の思い

市役所で働く鈴木政輝さん

訪問団の一員だった長井市の職員で、日本人の父とタンザニア人の母を持つ鈴木政輝さんは「2つの国の架け橋になりたい」とホストタウン事業に携わり、イカンガーさん側との交渉を任されました。

英語のメールでやりとりを繰り返し、イカンガーさんとその一行の長井市への訪問が正式に決まるまで、半年以上かかりました。

「日本とタンザニアの時差が6時間あるので、なかなか細かいやりとりをしようとしても返事が返ってくるのに時間がかかったのが苦労しました。これから交流を積み重ねていくという意味でも非常に意義深いと思います」。

記憶に残る走りで当時の陸上ファンの心を引きつけた瀬古利彦さんとイカンガーさん。
ともに60代となった2人の走りでの対決が再び見られるかはわかりませんが、トークショーの実施はすでに決まっています。
東京オリンピック開催をきっかけに、2人の名ランナーが今年10月に再び相まみえます。

                   
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