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2018年3月11日(日)

メダルへの最速コースを駆け抜けろ! スノーボーダー 成田緑夢

ピョンチャンパラリンピックで金メダルが期待される、成田緑夢(なりた ぐりむ)選手。

兄と姉が2006年のトリノオリンピックにも出場した、成田3きょうだいの末っ子です。

若き天才、オリンピック有力候補だった成田緑夢

成田選手は小さいころからスノーボードを始め、1998年4歳の時の長野オリンピックでは兄、姉と一緒にスノーボードのデモンストレーターを務めたこともあるスポーツ一家で育ちました。

長野オリンピック  左から兄・成田童夢 姉・成田夢露 成田緑夢

小学生のときにすでに国際大会に出場するほどの実力を身につけ、さらに、トランポリン競技でも全国大会で上位に入るなど、幅広くスポーツに取り組んでいました。

2007年トランポリン 全日本選手権

けがで残ったひざ下の麻痺

フリースタイルスキー 世界ジュニア選手権 優勝

2012年からフリースタイルスキーのハーフパイプに取り組み、2014年のソチオリンピックを目指すことになります。

2013年には世界ジュニア選手権で優勝!ソチオリンピックも見えてきました。

しかし、世界ジュニア選手権の翌月、トランポリンを使った練習中に左ひざを大けが。

半年間の入院、手術も4回受けました。切断は免れたものの、左の足首などに障害が残りました。

けがを乗り越えたパラリンピックの星

それでも、成田選手のスポーツへの情熱は冷めませんでした。

成田選手

スポーツに復帰できる可能性はゼロじゃない。

小さいころから慣れ親しんできたスノーボードでピョンチャンパラリンピックに出場することを目標に定めました。

昔の感覚で滑ると転んでしまうため、何度もフォームや滑り方の改善を試みています。

豊富な雪上での経験をもとに自分の滑りや状況を熟考し、最善策を考えることができるのだそうです。

トランポリンでトレーニング

成田選手の強みは、全身を大きく使ったターン。3歳のときから続けているトランポリンで養ったバランス感覚で、左足首が動かなくても、バランス感覚をいかしてターンを決めます。

大けがをした後もトレーニングは欠かせません。

2017年全国障害者選手権大会ではスノーボードクロスで2連覇。さらに、2017年には世界ランキング1位となり、パラリンピックでの活躍が期待されています。

最速のコースを狙う

圧倒的なスタートダッシュが持ち味の成田選手。

直前合宿では、その強さに磨きをかけるべく、コースのラインどりの練習を繰り返しました。

最短距離のインコースを攻めることが多い成田選手。

しかし、練習ではあえてアウトコースを滑ります。

成田選手

雪が柔らかいと内側にパフパフの雪がたまりやすいんですよ。


インをいっちゃうと遅いんですよね。どんなコースにでも対応できるすべりをしたい。

ライバルたちの滑りもお見逃しなく!

成田選手の前に立ちはだかる強力なライバルはこちら!どちらも体重が成田選手より重く、後半グングン加速してきます。

アメリカのエバン・ストロング選手。

エバン・ストロング選手

緑夢は素晴らしいスノーボーダーだね 一緒に滑れて楽しいよ。

フィンランドのマッティ・スールハマリ選手。

マッティ・スールハマリ選手

緑夢はとても強力なライバル。僕たちの実力は互角だよ。

見ている人が ドキドキするような滑りを

ピョンチャンパラリンピック前の最後の実戦となった全国大会でも、3年連続で優勝し、メダル獲得が期待される成田緑夢選手。

成田選手

『トップ選手と戦ってたね』とか、見ている方が『ドキドキしたよ』って言ってもらえるような滑りができたらいいかなと思います。

「夢・希望・感動・勇気を与えられるアスリートになりたい」という成田選手。

ピョンチャンパラリンピック、そして東京パラリンピックを通じて日本中にそのメッセージを伝えてくれるでしょう。

                   
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