特別企画「超人たちの人体」

驚異の身体能力で、不可能とも思われてきたさまざまなスポーツの記録を塗り替え、世界の頂点を極めたアスリートたち。彼ら超人たちの圧倒的なパフォーマンスと、それを実現する人体の驚きの仕組みや美しさに迫りながら、私たちの体にも秘められたさらなる可能性を肌で感じることができる体験型の展示会です。

CORNER 01

ウサイン・ボルト

〜史上最速を実現した奇跡の身体~

背骨が曲がる側わん症という持病を抱えながら、100mを9秒58で走るという前人未到の記録を打ち立てたボルト。まるで鎧のように背骨を覆う筋肉、地面への力強い踏み出しを生み出す太もも、鍛え抜かれた“奇跡”ともいわれる人体の神秘に迫ります。


ウサイン・ボルト
(ジャマイカ・陸上)

1986年8月21日生身長195cm体重95kg

2008
「 世界リーボックグランプリ」当時の100m世界記録9秒72を出す
「北京オリンピック」2度目の100m世界記録9秒69を出す
「北京オリンピック」当時の200m世界記録19秒30を出す
2009
「 ベルリン世界選手権」100m世界記録9秒58(人類初の9秒5台)を出す
「ベルリン世界選手権」200m世界記録19秒19を出す

展示内容

等身大MRIプロジェクション
MRIで撮影したボルトの体内の映像データを、等身大のボルトの立像にプロジェクションマッピングで高精細に映し出します。人類史上最速の男の知られざる姿をご覧いただけます。
体験コーナー:自分の脚をボルトと比較!
走るときに大切な脚の筋力。会場では自分の筋力を測定できます。ボルトのパワーと比べてみましょう。ボルトの脚の実寸大模型と脚の大きさを比べることもできます。

CORNER 02

タチアナ・マクファーデン

~未知の能力を覚醒させる“超適応”~

腰から下がまひした状態で生まれたマクファーデン。上半身の筋肉は強じんに発達し、それを動かす脳の中では大きな変化が起きています。一般の人が脚の運動に使う脳の領域を、手の運動で使うという「超適応」です。


タチアナ・マクファーデン
(アメリカ・パラ陸上)

1989年4月21日生身長160cm体重48.5kg

2004
「アテネパラリンピック」車いす陸上100mで銀メダル、200mで銅メダルを獲得
2012
「ロンドンパラリンピック」400m、800m、1500mで金メダルを獲得
2013
「パラ陸上競技世界選手権」6種目すべてで金メダルを獲得
2014
「ソチパラリンピック」クロスカントリースキー1kmスプリントで銀メダルを獲得
2016
「リオパラリンピック」金メダル4個、銀メダル2個を獲得

展示内容

体験コーナー:車いすをこいでマクファーデンのスピードに挑戦!
上半身すべての力を車輪にかけてこぐことで最高速度およそ40km/hを出すマクファーデン。会場では競技用車いすをこいで疑似体験できるコーナーを設けます。100mを16.13秒で走るマクファーデンのスピードに挑戦しましょう!
“マクファーデンモデル”の車いす
マクファーデンと同型モデルの競技用車いす(レーサー)を展示します。その構造や素材を間近で見ることができます。

CORNER 03

ケレブ・ドレセル

〜究極の美が生むスピード〜

競泳バタフライ100メートルの世界記録を10年ぶりに塗り替えたドレセル。圧倒的なスピードと美しさを兼ね備えたその泳ぎは、筋肉だけでなく、特徴的な呼吸機能の働きによって実現されています。ラスト15m、ドレセルは一度も息継ぎをせず、他の選手を引きはなします。


ケレブ・ドレセル
(アメリカ・競泳)

1996年8月16日生身長191cm体重86kg

2016
「リオオリンピック」100m自由形で6位、400mリレーと400mメドレーリレーで二冠を達成
2017
「ブダペスト水泳世界選手権」50m自由形・100m自由形・100mバタフライ・400mリレー・400mメドレーリレー・400m混合リレー・400m混合メドレーリレーの七冠を達成
2019
「光州水泳世界選手権」100mバタフライで世界記録49秒50を出す

展示内容

大型映像「Motion in the Water」
芸術作品を作るかのように泳ぐドレセル。驚異のボディコントロールによるダイナミックな姿を水中カメラで捉えました。幅およそ14mの大型映像でお楽しみください。
体験コーナー:ドレセルの飛びこみパワーを実感!
ドレセルの武器は圧倒的なスピードを誇る飛びこみ。それを実現しているのは、陸上跳躍競技のトップ選手に匹敵する跳躍力です。会場では垂直跳びで自分のジャンプ力を計測し、ドレセルと比べることができます。

CORNER 04

シアター映像
「Moment of SuperHuman」

〜人類が超人になる瞬間〜

3人の世界的アスリートがどのようにしてその体や能力を作り上げたかを、展示によって知っていただいた後に、彼らが競技中のわずか数秒でいかにして超人になるのか、その瞬間のダイナミズムを、美しい映像と音によって体験・体感していただきます。


「発見!きみたちのからだ」

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早稲田大学 公開研究プロジェクト

ボルトの体を調べた研究者による公開研究プロジェクトにご参加いただけます!本展覧会の監修者の一人である早稲田大学・川上泰雄教授は、子どもたちの脚の筋肉やジャンプ力などのデータを集め、どうしたら運動能力が向上するのか、その仕組みを探っています。会場では3~12歳の子どもを対象にした体力測定を期間限定で行います。子どもたちのデータを次世代の能力開発に生かそうという研究調査に参加してみませんか?
研究主催:早稲田大学 スポーツ科学学術院 川上泰雄研究室
開催日:7月22日(木)~8月8日(日)
参加条件:3歳~12歳(無料・要予約)

くわしくはこちら

開催概要

名称
特別企画「超人たちの人体」
主催
NHK、日本科学未来館(JST)
会期
2021年7月17日(土)~9月5日(日)午前10時~午後5時
※入場は閉館の30分前まで

終了しました。
会場
日本科学未来館1階企画展示ゾーン他
入場料
無料・事前予約制
日本科学
未来館
サイト
www.miraikan.jst.go.jp/exhibitions/spexhibition/chojin.html
問い合わせ
日本科学未来館 03-3570-9151(代表)
(開館日の午前10時~午後5時)