NHKスペシャル

メジャーリーガー 大谷翔平 自ら語る 挑戦の1年

ベースボールの本場・アメリカの歴史に新たな1ページを刻んだ大谷翔平選手(24)。投げれば160km超の剛速球で三振の山を築き、打席に入れば150㍍に迫る特大ホームランを放つ。あのベーブルース以来の“二刀流”で投手として4勝、打者として22本塁打、61打点、10盗塁を記録し、新人王候補に名乗りを上げている。
これまで大谷選手は試合後の囲みインタビュー以外、メディアの取材をほとんど受けず、プレーの真意、胸のうちを明かすことはなかった。シーズン終了後、大谷選手がインタビューで、メジャー挑戦1年目を語った。
私たちはシーズン中、大谷選手にカメラを向け続け、試合前の準備から打撃・投球練習、ブルペンやベンチでの監督やコーチ、通訳や選手とのやり取りなど、その一挙手一投足を記録してきた。その膨大な映像と大谷選手自身が初めて語る言葉から、大リーグ挑戦1年目の知られざる闘いの舞台裏を紐解いていく。