NHKスペシャル

徹底解剖 藤井聡太 ~“進化”する14歳~

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史上最年少の14歳2か月でプロ棋士となり、デビュー以来、公式戦29連勝という歴代新記録を樹立した中学3年生の藤井聡太四段。
「連勝できたのは、自分の実力では出来すぎだった」と本人は語るが、その強さについて多くの対戦者が認めている。いったいなぜ、ここまで強いのか?今回、番組では藤井四段と戦った棋士やトップ棋士たちにインタビュー取材。連勝を続けるその裏で、驚異的に“成長”し、“進化”し続けている強さの秘密が見えてきた。ポイントは3つ。まず、幼少期からのトレーニングで培った、敵の王を追い詰める「終盤力」。そして2つ目が、この1年あまりで急激に弱点を克服した「序盤・中盤力」。人工知能を使った将棋ソフトで、常識を覆すような「感覚の異なる手」を身につけ、飛躍的に伸びていたのだ。そして3つ目が、日々の厳しい対局の中で身につけた、人間同士の駆け引きを勝ち抜く「勝負師としての強さ」だ。今や将棋を知らない人たちも巻き込んで、日本中で一大ブームとなった藤井四段。14歳棋士の「素顔」をとらえた映像を交えながら、その強さの秘密を徹底的に探る。