NHKスペシャル

“血糖値スパイク”が危ない ~見えた!糖尿病・心筋梗塞の新対策~

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健康診断では「正常」とされている人の間に、放置すると怖い“万病の種”が潜んでいることが最新研究で明らかになってきた。それは「血糖値スパイク」。食後の短時間に血糖値が急上昇し、また正常値に戻るという症状だ。この状態を放置すると、「糖尿病」に発展するばかりか、重要な血管が傷つけられて「動脈硬化」が進行し脳梗塞や心筋梗塞などのリスクが増加。さらに、細胞のガン化を招いたり、脳にダメージを与えて認知症になり易くなることも分かってきている。この症状、「常に血糖値が高いかどうか」を調べる一般的な検査では見つけられない。しかし、すでに1千万人規模の日本人が「血糖値スパイク」を生じている可能性が、最新調査で明らかになってきた。でも、大丈夫。ちょっとした生活改善で、「血糖値スパイク」を解消できる方法も、次々と分かってきている。そこで今回は、73分の拡大生放送で「血糖値スパイク」にまつわる最新の研究成果を大特集。自分が「血糖値スパイク」を生じている可能性を判定できるテスト方法を初公開し、生放送中に寄せられる視聴者のみなさんからの疑問・質問にも専門家がズバリ答えていく。日本人の健康を守る、一大キャンペーン番組。