「金メダルへの道」第２回は“栄光の架け橋”アテネ五輪以来の金メダルを目指す体操男子団体。
世界選手権６連覇を果たしたエース内村航平選手が唯一手に入れてない団体の金メダル。ライバル中国を倒す為に目指したのは日本の持ち味「美しさ・Ｅスコア」だけでなく、中国が得意とする「難度・Ｄスコア」でも上回る史上最高の演技構成。その為に、内村は１つのミスも許さない完璧な演技を自らに課し、「ゆかのスペシャリスト」白井健三は、五輪直前まで新技への挑戦を続ける。そして孤高の道を歩んできた内村が向き合うのは「リーダーとして後輩をいかに導くか」というテーマ。自らがいい演技をしただけでは団体金は取れない。いかに仲間のモチベーションを上げ、一体感のあるチームを作り上げるか。カメラは、五輪直前の代表合宿に密着。己の体操人生の集大成としてリオに向かう、内村航平の苦闘を見つめる。