NHKスペシャル

台風 連続襲来 "記録的豪雨"はなぜ?

先週、伊豆大島に甚大な被害をもたらした台風26号。記録的大雨による土砂崩れで、31人が犠牲になり、今も10人をこえる行方不明者の捜索が続けられている。
そうした中、今週末、日本を再び勢力の強い台風27号が襲来。四国や九州の太平洋側では今月22日の降り始めからの雨量が、平年の10月1か月分の2倍から3倍になっている地域もあり、全国の自治体は警戒を強めている。
なぜ季節の外れともいえるこの時期に台風に連続で見舞われたのか、伊豆大島で発生した土砂崩れのリスクは全国ではどれほどあり、その備えは万全なのか、さらに自治体は、危険情報を的確に伝えることは出来るのか。日本を連続で襲った2つの台風は、多くの課題を突きつけている。
番組では、列島各地に記録的豪雨をもたらした台風26号、27号が浮き彫りにした課題を検証。今後さらなる気候変動が予測される中で、私たちの社会に何が求められるのか考えていく。