NHKスペシャル

シリーズ 日米安保50年 第1回 隠された米軍

現在の日米安保条約が結ばれてから今年で半世紀。
過去50年、私たちは安保条約や日米同盟にどう向き合ってきたか、これから先どんな選択をするのかを問う4回シリーズ。第1回は日米同盟を基軸とする安全保障体制に対する日本人の姿勢がいかにして生まれたのか、その原点を見る。起点はちょうど1960年に改定された日米安保条約。米国と共に歩むか否かをめぐり数百万の人がデモに参加する安保闘争が起きた。安保条約は改定されたが、アメリカはこの“市民の反乱”に驚き、10年後の期限には破棄されるのではと危ぶんだ。在日米軍基地を維持したいアメリカは日本人を徹底的に研究。その結果、「米軍隠し」と「核慣らし」などで対策に乗り出す。そして60年代後半、ベトナム戦争などで安保反対の機運がさらに高まると、市民の盲点をつく方策を日本政府と共に打ち出した。70年に安保条約が自動延長されるまでの10年間を、日本の市民とアメリカ政府の相互からたどる。