NHKスペシャル

アフリカンドリーム 第2回
大地の力を我らに
~資源回廊の挑戦~

今、世界が熱い眼差しを向けるアフリカの一帯がある。タンザニアからザンビアをへてボツワナへぬける通称「資源回廊」である。この一帯は、植民地時代から銅などの産地として知られてきたが、今、再び金やレアメタルなどの資源開発ラッシュが起きているのだ。

これまで、アフリカでは欧米の巨大資本が資源をコントロールする「新たな植民地主義」と呼ばれる状況が続いてきた。しかし「資源回廊」では、それを乗り越えようとする動きが出始めている。住民たちが自ら出資して金を採掘しようという取り組みや、ダイヤモンドを採掘から販売まで一貫して自分たちで行うことで、価格決定の主導権を握ろうという試みである。富を吸い上げられる一方だったアフリカの人々が、ネットを駆使して、資源を持つ側、売り手としての力を行使しはじめているのだ。番組では、「新たな植民地主義」を乗り越えようと奮闘する住民たちを記録し、資源大陸アフリカの未来の姿を探る