NHKスペシャル

生激論2010 にっぽん大転換!?

戦後初めて本格的な政権交代が起こった日本。2010年は、まさにこの国の将来を占う重要な年になる。私たちの生活も、経済も、そして世界の中でのこの国の存在も、大きな変革を迫られる。「この国はどこに向かい、どんな国づくりをすべきなのか」。2010年最初のNHKスペシャルは鳩山政権のキーパーソンと有識者や経済人などの論客による大激論である。

討論のテーマは生活・経済・外交。“国民生活を再建するため”の鳩山政権初の予算案によって私たちの生活はどう変わるのか。“コンクリートから人”へのお金の使い方の変革は、疲弊した日本経済にさらなる悪影響を与えるとも懸念されているが、政治は、製造業や地方からの悲鳴に対して再生への処方箋を示すことができるのか。そして、鳩山政権は「米国との対等な関係」「アジア外交の強化」など掲げているが、どんな世界戦略で様々な課題を乗り越えようとしているのか。また、世界に日本の存在感を示すことができるのか。

政権発足から100日の“ハネムーン期間”は年末に終わりを告げ、2010年、”新生日本”は本格的に動き出すことになる。番組は大転換の年の日本の行方を展望するNHKの巻頭言。

●キャスター
三宅民夫アナウンサー
小林千恵アナウンサー

<スタジオゲスト>
●菅直人副総理・国家戦略担当大臣(政治家)
●東国原英夫(宮崎県知事)
●塩川正十郎(元財務大臣)
●永守重信(日本電産社長)
●金子勝(慶応義塾大学教授)
●川本裕子(早稲田大学大学院教授)
●安藤忠雄(建築家)
●マエキタミヤコ(コピーライター)