ブラジル北東海岸を撮影した衛星写真に写し出された真っ白な大地。宇宙から見ても真っ白なこの不思議な場所は、世界で最も白い大地と言われるレンソイス国立公園だ。

見渡す限りの大地が白い砂で覆われたレンソイス。しかし、雨が降るとそれまで砂しかなかった大地に突然無数の池が現れる。真っ白な砂の大地と規則的に並んだ緑や青に輝く池のコントラストは他の場所では見ることの出来ない大自然が作り上げた絶景だ。しかも池の中には無数の熱帯魚やカエル、美しいカメが泳いでいる。それまで砂しかなかった大地に、生きものたちはどこからやって来たのか？そしてどの様にして生きているのか？

番組では、これまでほとんどテレビ局が入った事がないレンソイスの風景を微速度撮影などの手法を用いて美しい映像で描くと共に、雨期と乾期で劇的に変化する環境で生きる生き物と人々の暮らしを紹介する。