NHKスペシャル

終戦60年企画 被爆者 命の記録
~放射線と闘う人々の60年~

8割以上の人が亡くなった爆心から1キロ以内の地帯。奇跡的に生き残った人々に、いま放射線の影響と考えられるがんが多発している。900メートルで被爆した男性は、この10年で14度の手術を経験、550メートルで被爆した女性は4つのがんを経験した。
NHKは広島大学と協力し、この地帯で被爆した人々がどれ程の放射線を浴び、通常の人よりどのくらいがんが多いのか、科学的検証を試みた。
番組では、放射線によって傷付いた人々の体と心を見つめ、核兵器が人間をどこまで冒し続けるのか、その恐ろしさを描く。

  • 原爆の人体への影響が明らかになりつつある
  • 自らの体験を語る被爆者