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まちキラ!魅力がぎゅっと!開成町

  • 2024年6月10日

横浜局のラジオ番組「はま☆キラ!」で、あなたのまちのキラ!をお届けするコーナー「まちキラ!」。神奈川県内の33市町村を巡ります。2024年5月31日は、開成町(かいせいまち)の魅力をたっぷりお伝えしました。

小粒でキラ!と光る開成町

神奈川県内で一番面積が小さい町・開成町。東西に2km、南北に4kmと小さい町ですが、人口増加率は神奈川県内でトップクラス。6月はあじさいを楽しめるなど、今、大注目の街です。

遠藤敦子さん(中)と川合義夫さん(右)

番組では、開成町産業振興課の川合義夫(かわい・よしお)さん、あじさいまつり実行委員会の遠藤敦子(えんどう・あつこ)さんをスタジオに迎えました。川合さんは、あじさいまつりや花火大会を担当。遠藤さんは、婦人会の会長もしていて、あじさいまつりにも協力しています。

町をあげての あじさいまつり

佐々木
キャスター

6月にあじさいまつりが開かれていますね。

川合さん

開成町は人口1万9,000ほどなのですが、あじさいまつりは15万人が来場する、町でいちばん大きなお祭りです。

佐々木
キャスター

どうして あじさいが有名になったのですか?

遠藤さん

今から37年ほど前に町おこしの一環として水田の周りにあじさいが植えられました。あじさいは山の中やお寺で見ることが多いと思いますが、田園風景の中にある あじさいも水面に映ってとてもきれいです。

田植えしたばかりの水田とあじさい(撮影:5月末)

あじさいは青から白、ピンクと色とりどり。最初に青から、5月末で少し色づき始め、6月のまつりのときにいちばん見ごろを迎えます。

佐々木
キャスター

あじさいはどなたが世話をしているんですか?

遠藤さん

農家の協力もあって、町のシルバーセンターが掃除したり、あとは町の人でも町外の人でも希望すれば木1本を年間通して世話をする形になっています。

日当たりがいい場所なので、日照りが続くと水をやっているそうです。遠藤さんたちは、あじさいまつりが終わった7月の土曜にボランティアで枯れ花摘みをしています。゛来年また、たくさんの花が咲くように”ということで咲き終わった花がらを摘んでいるそうです。

佐々木
キャスター

おまつりではどういうことが楽しめますか?

遠藤さん

「あじさいの里」の中に飲食店が出ますし、地域の野菜の販売もあります。私たちもお客様にお茶を無料でサービスします。子どもたちが、来場した人に、どんなところから来ましたかとアンケートをして、来た人と交流をしています。地域の団体が踊ったり、幼稚園の園児の演奏や合唱をしたりして、来てくれた人に楽しんでもらえるようにしています。

佐々木
キャスター

あじさいを一生懸命お世話している人は、どんな思いを持ってされていますか?

遠藤さん

“ことし咲いてたくさんの人に見てもらって、よかったね”っていう気持ちと“また来年もきれいに咲いて、たくさんの人に、あじさいを見てもらいましょう”っていう気持ちで、お世話してます。

2024年のあじさいまつりは6月8日(土)~16日(日)午前10時~午後5時。開成町がゼロカーボンシティを表明していて、小田急線の開成駅で降りた人に、割引チケットを渡すキャンペーンをしています。駐車場もあります。

番組では、開成町ゆかりの曲「かいせいマーチ」をご紹介しました。

みんなに人気!あじさいちゃん

開成町の公式マスコットキャラクターのあじさいちゃんのテーマソングです。

遠藤さん

とてもかわいらしい曲で、町の皆さんで踊ってプロモーションビデオを作りました。子どもたちが元気に歌いながら踊る、いい曲です。

川合さん

地域の小学生が歌って、だいぶ浸透しているマーチで、振り付けも簡単なので、ぜひ皆さんにも覚えてもらいたいです。

開成町には神奈川県西湘南地区を中心とした小中高生のビッグバンド開成ジュニアアンサンブルがあります。地元の小学校で集まって練習しています。これまでに数多くの有名アーティストたちと共演してきたほか、NHKの連続テレビ小説「おかえりモネ」の撮影に協力するなど、かなり活躍しています。あじさいまつりでも演奏します。

昔の暮らしが体験できる瀬戸屋敷

どっしりとした かやぶき屋根が印象的!

あじさいまつりの会場から500メートルほどの所にある“あしがり郷 瀬戸屋敷”(せとやしき)という古民家から、まちキラ!リポーターの池田廣成職員がリポート。瀬戸屋敷は地域の名主の屋敷で300年以上の歴史があります。立派な門に、広い敷地!母屋の広さだけでも80畳以上あるそうです!中には、いろりやかまどがあって昔の人たちの暮らしを感じ取ることができます。一般に公開されていて無料で見学ができます。

水車も回ってます!
敷地内の水路でくるくる回る この箱は...

敷地を流れる水路の中に木の箱が回っています。これは芋洗い機といって里芋を洗うために使います。中に入れるとごろごろ回って皮が削れます。開成町には特産の里芋があって、秋の収穫期のときに使っているそうです。

副館長 川口勇作さん(左)

瀬戸屋敷の副館長の川口勇作(かわぐち・ゆうさく)さんにお話を聞きました。

池田職員

瀬戸屋敷の魅力はどんなところですか?

川口さん

現役で使える古い道具が残ったりしていて、かまどなどを使ってご飯を炊いたり昔の暮らしの体験を楽めるところです。

地元の人は子ども向けの体験イベントやアート作品を作る体験会などに使っています。季節ごとのイベントもあります。3月はひな祭り、約7,000個のつるし雛を飾っています。5月はホタルの鑑賞会6月はあじさいの展示。一般の観光客も事前に申し込めば、かまどでご飯を炊く体験ができます。地元の人たちがボランティアで手伝ってくれます。

最近は外国人観光客のツアーが訪れて、かまどの使い方やご飯の炊き方を体験しています。竹筒を使って、かまどの火を吹いて火の粉が上がると、わーっと盛り上がっていました。体験した人からは「かまどで、ご飯を炊いたり、暖房として使ったりしていることが見られて楽しかった」「伝統がどのように受け継がれ、地域の人たちがどう引き継ごうとしているのか、見られてよかったです」といった感想が聞かれました。

皆さんで記念写真
池田職員

観光客が、地元の人たちと和気あいあいと野菜を切ったり、井戸の水で米をといだり、日本の暮らしに触れていたのがとっても印象的でした。ほかではできない経験ができたようですね。

川口さん

瀬戸屋敷は有名な観光地ではないんですけれども、ここでしかできない体験をして思い出を残してもらえたらと思っています。

 甘みが濃い! 開成町特産の弥一芋

開成町特産の里芋が弥一芋(やいちいも)。神奈川県立吉田島(よしだじま)高校の生活科学科の家庭クラブの生徒が弥一芋コロッケを作りました。廃棄されることが多い親芋を活用しています。あじさいまつりでも販売されます。すごく人気で、2023年は販売開始からわずか30分ほどで完売したそうです。2024年は6月15日(土)16日(日)の2日間、販売します。

川合さん

もちもちしていて普通のコロッケとは全然、違います。完売になる理由がよく分かる味です。皆さんにもぜひ食べもらいたいと思います。

佐々木
キャスター

中が もっちり、里芋ならでは。おいしいですね。

遠藤さん

早く行かないと売り切れちゃいますね 笑

佐々木
キャスター

弥一芋は、地元でよく知られている芋なんですか?

遠藤さん

一時、途絶えたことがあったんですが、復活させたいという人たちの熱い思いで、ブランドになるまで復活しました。普通の里芋よりも非常にもっちりしていて粘りけが強いということで“懐かしい里芋だわ”と求めるお客様が多いです。

人口増加率は県内でトップクラス!子育てしやすい町

子育て世代が増えていて、2010年に新しい小学校、2017年に保育園が開設されました。子育て支援センターやファミリーサポートセンター、赤ちゃんの駅など、町が子育て支援に取り組んでいます。スーパーなどお店もコンパクトにまとまっています。子育て中の人は「子どもが外でのびのび遊んでいる姿を見ると引っ越してきてよかった」「スーパーもあるし、交通の便もいい。住みやすさがすごくいい」と話していました。

川合さん

町のニーズとマッチしていて、大変うれしい意見です。

遠藤さん

子どもたちのにぎやかな声が聞こえる街っていうのが、町づくりを応援していく一員としてうれしいです。

面積は小さくてもたくさん、いろんな人が住みやすい町になっていくといいですよね。

小さいながらも、田園風景やあじさい、瀬戸屋敷といった観光資源、町のためにボランティアで携わる地元の人たち、そして子育てしやすい環境など、今ある魅力を最大限に生かしている開成町の力を感じました。

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