ページの本文へ

  1. 首都圏ナビ
  2. かながわ情報羅針盤
  3. 地球の歩き方「横浜」版を発行へ ディープな横浜案内を

地球の歩き方「横浜」版を発行へ ディープな横浜案内を

  • 2023年10月20日

海外旅行のバイブルとも呼ばれる「地球の歩き方」。
この本を片手に見知らぬ海外の街を旅した人も多いのではないでしょうか。
ここ数年は国内版にも力を入れていて、今回、新たに「横浜版」が発行されることになりました。
目指すのは、よりディープなガイドブックです。

地球の歩き方「横浜版」を発行へ

海外を旅するノウハウが詰め込まれたガイドブック「地球の歩き方」。1979年に創刊し、世界各地の交通手段や注意点、歴史などを盛り込み、海外旅行のバイブルとも呼ばれてきました。
しかし、コロナ禍で海外旅行の需要が落ち込んだことなどから、この数年は国内の観光地を扱う国内版にも力を入れています。

「多摩」や「京都」「北海道」など10シリーズが出ていて、今回新たに「横浜」が発行されることになりました。

市民と一緒にディープなガイドを

横浜版では、お勧めの場所や地元ゆかりのエピソードについて、ホームページを通じて市民から募集するということです。(11月15日まで)
地球の歩き方と言えば、それぞれの街のシンボル的な風景を描いた表紙がトレードマーク。
その表紙を飾るイラストをどの風景にするのかも、市民から意見を募ります。
地元の人だからこそ知っているエピソード“横浜あるある”を盛り込むことで、よりディープな1冊にしたいとしています。

地球の歩き方 宮田崇編集長

横浜版を出してほしいという要望が多かったため、発行を決めた。地元の人ともっと密にコミュニケーションを取って地元からも認められる1冊を目指そうと思った。市民しか分からないネタまで拾いたい。

横浜市も全面協力へ

発行に向けて、横浜市が編集部と連携協定を結びました。
市や観光団体が持つ観光スポットなどの写真や情報を、提供することになっています。
また、市職員にもアンケートをとり、地域ならではの声を届けるということです。

横浜市 山中市長

街の魅力を市民の声で掘り起こすことで、都市ブランド力の周知につながると考えている。多くの市民の声をお待ちしている。

発行は来年6月予定

寄せられた意見を元に、編集部が市内を取材し、掲載する情報を決めていくということです。
発行は来年、開港記念日にあたる6月2日を目指すということです。

  • 岡部咲

    横浜放送局 記者

    岡部咲

    2011年(平成23年)入局。宇都宮局、首都圏局などを経て、8月から横浜局。

ページトップに戻る