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横浜で福島の水産物を応援フェア!!

  • 2023年10月5日

横浜駅前のそごう横浜店に、神奈川県のアンテナショップ「かながわ屋」があるのをご存じですか?
いつもは県内の名産品を扱っていますが、福島県の水産物を応援するフェアが開かれています。
フェアの様子やそれを支える人の思いを取材しました。(※フェアは10月9日までです)

神奈川県が福島県を応援

福島第一原発にたまる処理水の放出を巡り、中国が日本産水産物の輸入を停止する中、神奈川県は横浜市で、福島の水産物を紹介するフェアを開いています。
会場は横浜駅前の「そごう横浜店」。
神奈川県が「福島県産水産物の消費拡大を後押ししよう」との思いから、もともと地下2階にある神奈川県産品を扱うアンテナショップ「かながわ屋」を活用して、福島フェアを開催しました。

さまざまな商品が

メヒカリ、かつお、あおさ、しらす、さば、ヒラメ…と、売り場には、さまざまな商品が並んでいました。

今回のフェアでは28種類もの商品が販売されるということです。

黒岩知事みずからPR

この日は、福島県産の水産物を買い物客にPRしようと、黒岩知事も現地を訪れました。
販売員から商品の説明を聞いたあと、実際に商品を試食。

そのあと、買い物客にも「おいしいので、ぜひ召し上がってください」と、しらすの試食を呼びかけていました。

甘くて、なめらかでおいしいです

何もできないよりは、少しでも福島を応援したいと思って買いました

福島ゆかりの人たちが運営に

このフェアの販売員は、福島県伊達市出身の小野美乃さんが務めています。
小野さんは福島県在住ですが、このフェアの期間、神奈川県に出張する形で仕入れや販売を担当しているということです。

小野美乃さん
私が自分の地元がすごく好きなので、好きな土地の素敵なものを、皆さんにお伝えできたらなという思いで販売させていただいています。買っていただく方から、「福島に頑張ってほしい」といった応援の声をかけていただいているので、そこはすごくありがたいなというふうに感じています。

また、神奈川県とともに今回のフェアの企画に携わった「福島相双復興推進機構」の遠藤和人常務理事にも話を聞きました。
遠藤さんも福島県双葉町出身で、被災して避難を余儀なくされた事業者の支援を行っています。

福島相双復興推進機構 遠藤和人さん
福島のおいしい魚を首都圏の方に知ってもらい応援していただくということで、非常に意義がある取り組みをしてもらい、本当に感謝していますし、福島の水産業の方も励まされると思っています。12年前の震災で、一時水産業がストップしたあと、今少しずつ魚をとり始めていて、まさに発展の途上にあるという中で、こうした取り組みによって、より一層、福島の水産業の復興を後押しいただけると考えています。

「こうした取り組み、継続する」

今回のこの「福島フェア」は、10月9日までの開催となっています。
ただ、黒岩知事は、科学的にも安全性が証明されている福島県の水産品の消費を応援する取り組みを、今後も継続していく考えを強調しました。

黒岩知事
処理水の放出で福島の皆さんは大変つらい思いをされている。中国が、日本の水産物をすべて輸入禁止にするという大変厳しい処置をとっている状況の中で、科学的にも安全性がきちっと証明されている水産品を、しっかりわれわれ神奈川県としても応援したいという気持ちでいっぱいです。きょうお客さんに試食もしてもらいましたが、やっぱり皆さん「おいしい、おいしい」と言っていた。「福島を応援しよう」ということについてすごく共感してくださっていることを感じて、非常に心強かったです。こういう取り組みは一過性ではなくて、ずっと継続しながら訴えていくことがとっても大事だと思うので、今後もいろいろなことをやっていきたい。

  • 関口裕也

    NHK横浜放送局 記者

    関口裕也

    2010年入局。福島局、横浜局、政治部を経て、2022年8月から再び横浜局。横浜市政や神奈川県政を取材。

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