シリーズでお伝えしている「統一地方選ひとくちメモ」。
今回は「広がる期日前投票」です。
なぎさとカモメさんがお伝えします。
期日前投票ってなに?
仕事や旅行で投票に行けない人が、事前に投票ができる制度だ!
期日前投票は投票日に仕事や旅行で投票に行けない人が、事前に投票ができる制度で告示日の翌日から投票日前日までの期間、市区町村が設置した期日前投票所で投票できます。
原則として、午前8時半から午後8時まで受け付けられます。
どんな目的でいつ導入されたの?
投票率の向上をめざして20年前に導入されたんだ
期日前投票は投票率の向上をめざして20年前の2003年に導入されました。
前回4年前の統一地方選挙では投票者全体に占める期日前投票を利用した人の割合が▼道府県議会議員選挙で27点55%、▼知事選挙で26点86%、▼政令指定都市の市長選挙で24点36%などといずれも4分の1程度にのぼっています。
最近の投票率は?
低下傾向であるらしい
一方で、投票率は低下傾向にあり、各地の選挙管理委員会では▼人が集まりやすい商業施設に期日前投票所を設置したり、▼投票所に行くのが難しい人のために車に投票箱などを積んだ「移動期日前投票所」を巡回させたりするなど投票しやすい環境づくりに努めています。
また、投票日当日の人の密集を避けるためにも期日前投票を積極的に利用してほしいと呼びかけています。
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