横浜税関の本関庁舎がことし3月30日に竣工89年を迎えます。89(ヤキュウ)にあわせて、日米野球のために来日した「野球の神様」と言われるベーブ・ルースなど9人の選手のサイン入りボールが、3月18日、横浜市にある横浜税関で特別に展示されました。
今回で5回目を迎えたWBC=ワールド・ベースボール・クラシックで、3大会ぶりの優勝を目指す日本。16日、日本はイタリアに快勝し、5大会連続で準決勝進出を決めました。
横浜市中区海岸通にある横浜税関本関庁舎。
イスラム風のイメージなどから「クイーンの塔」として親しまれています。
現在の建物は、関東大震災のあと、89年前の1934年(昭和9年)に再建されました。
竣工からことし3月30日で89年を迎えます。
その竣工と同じ年の昭和9年、日米野球のためにアメリカの大リーグの選抜チームが来日。
そのなかに、あの大リーグで「野球の神様」と言われるベーブ・ルースもいました。
横浜税関によりますと、横浜税関の職員だった男性がベーブ・ルースなど9人の選手のサイン入りボールを所有していたということです。
竣工89年(ヤキュウ)にあわせて、横浜税関の資料展示室(横浜市中区海岸通1-1)で、そのサイン入りボールが特別に展示されました。
18日は横浜税関本関の庁舎公開も行われました。
1階のロビーで午前11時半からと午後2時半から麻薬探知犬のデモンストレーションが行われました。
さらにマッカーサーの執務室も公開されました。